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知識は本を読めば得られるけど、感覚はフィジカルな体験がなければ研ぎ澄まされないと思う

仕事で行き詰まったときや、気持ち的に枯れてしまいそうになったとき、よく近所の多摩川を散歩している。

草木やその辺に転がってる石ころ、面白い形の昆虫や動物などに出逢えるのが本当に楽しい。中には、一目見てハッとするような物もある。

例えばこの、偶然出会った巨木に生えるツメクサの姿は盆栽や生け花の美学に通ずるほど美しい…!と心の底から思った。

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あるいは、その辺に転がってる河原の石ころをよく見ると中に景色があるように見えたりする。石肌の美しさや景色という捉え方は茶器の見方とも共通するものが多いはずだ。

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僕にとってのこの、何気ない多摩川散策は、ただのリフレッシュではなく、本業では欠かせない、美しさを捉える感覚を鍛える時間としても定着している。

知識は本を読めば得られるけど、感覚はこうしたフィジカルな体験がなければ研ぎ澄まされないと思う。都市にいながらも身近に自然を感じることができるここ多摩川には、美術館にも負けないくらいの美しい作品たちが転がっている。

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