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スタートアップ x コロナ禍のWFH x第1子誕生。幸運だったことと、頑張ったこと、思うこと。

2020年2月に CADDi という会社に入社し、8月に第一子となる息子が誕生しました。この記事では、そんな自分が子育てに取り組んだ4ヶ月のリモートワークやスタートアップとの兼ね合いについて紹介します。誰かのなにかの参考になれば幸いです。
この記事は 子育てエンジニアAdvent Calendar  (Entry してみたけどあまりエンジニアリングっぽい話にならなかった…) および  CADDi Advent Calendar 9日目の記事です!

昨日の CADDi Advent Calendar はCADDiの大先輩・山田大介こと 山D の 「スタートアップのインターン事情」(こんな優秀な学生がいるなんて… と驚かされます), 子育てエンジニア Advent Calendar は watanave さんの 「在宅ワークエンジニアがチャイルドコーチングマイスターを取得した話」 でした! (チャイルドコーチングマイスター、ちょっと気になるぞ…!!)

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そもそもお前は誰だ!? CADDi とは何だ!?

むらみん と申します。CADDi という、製造業の中でも多品種少量生産領域、板金加工製罐という領域の製造をしている、創業3年目のスタートアップに勤めています。

正社員は100人弱 (2020年12月現在)。そのうち25人がソフトウェアエンジニアが占めており、加工会社 (サプライパートナー) とともに行う製品製作のフローを管理するシステムや、図面データを解析するアルゴリズムの開発などを行っています。

私自身は、今年の2月に CADDi にジョインし、当初はサーバーサイドのアプリケーションエンジニアとして機能開発の仕事もしつつ、徐々にエンジニアリングマネジメントの領域にシフトして、最近は 評価制度の運用・改善や採用活動、チームの開発プロセスのコーチングといったことをメインに仕事しています。

そんな自分の今年最大の出来事といえば、今年の夏の息子の誕生でした。去年から今年の年末年始にかけて転職活動をしていた時点で子供を授かっているのは知っていましたが、まさか "コロナ禍" で社会が大きく変わるとは露知らず。CADDi も多くの企業と同じく、3月末から原則リモートワーク (以下WFH: work from home) をしています。妻と息子は特に出産前後の里帰りはせず、産後ケア施設を利用していた数日間を除き、ほぼ常に「乳児とともに生活する WFH」をしてきました。

典型的な営業日

もちろん月齢によっても違うし、仕事の関係ですべてを妻にお願いする日も、逆に時間のコントロールが効くので家事や育児を引き受ける日もあるけど、最近は以下のようなタイムスケジュールで働くことが多いです。

- 息子と妻は6~7時に目を覚ます。私は9時前後に起床し、10時前後から業務開始。たまに朝7~8時から息子の世話を妻と代わることも。
- 12時頃に昼食、付随して諸々家事。1時間 では収まらないことが多い。
- 日中に突発的に授乳、オムツ替え、ご機嫌取りの抱っこを時々。 妻が手を離せない時など。
- ミーティングで埋まってないときは私が 17:00 前後に風呂に入れる
- 息子は風呂後の授乳で入眠すると、次の22時~23時頃の授乳まで一気に寝てくれる
- この息子の睡眠中の19時から食事 (ときには私が調理から)。その後、諸々の家事などを経て21時くらいから、仕事が残っていれば再開、なければ自分の時間。
- 妻は食事が終わった後20時過ぎには入眠の事が多い。
- 仕事もしくは自分の時間を過ごして、23時ごろに息子を起こしてオムツ替え、授乳。短いと20分、かかると40分くらい。
- 自分は24時~遅くとも26時に入眠。次の息子の授乳は翌3~4時だが、ここから妻の出番。

どうしてもミーティングや採用面談・面接の予定が入ることもあるので、家事・育児の観点でどうしても外せない時間はしっかりスケジューラで抑えることが重要。特に、仕事の合間を縫った入浴時間は、しっかり妻に伝えるために妻のメールアドレスもゲストに招待して共有しています。

幸運だったこと: WFH, 周囲の理解

本来は学校や保育園、幼稚園に通っているべき年齢のお子様が在宅になってしまっていた4~5月の同僚が本当に大変そうだったのとは対照的に、新生児とともに過ごす我が家にとってWFH だったことはラッキーでした。上記のような1日のスケジュールで日中から夫婦で家事の分担が出来たことや、体力勝負の中で通勤などのロスもなかったことは本当にメリットでした。むしろ出勤せざるを得ず、妻に長い時間のワンオペを強いていたらと思うとゾッとします。(それをしなければならない状況のお父さんお母さんは偉すぎる…!!)

職場環境に関しては、とにかく理解ある上司・同僚に恵まれました。直属の上司である CTO は自称 "実質アメリカ人" というのもあってか、とにかく家族優先!と配慮してくれていることが、日々身に沁みます。出産予定日前後に「今週は村上さん不在前提で動きます!」と言ってくれたのは後世に語り継いでいきたい。そして、1年先をゆく先輩パパの経験談や、波乱万丈のママライフを送ってる横野氏の「1を訊いたら100返ってくる」助言などなどにも日々助けられています。

戦略的にがんばったこと: 睡眠

とはいえ何かと大変な子育てですが、最も大事にしていたのは、あらゆる「睡眠」だったのかなと思います。

まずは子供の睡眠時間。これはとにかく子供の睡眠サイクルを大事にすること。特に「16~17時ごろの入浴の後の授乳は寝室を暗くする」「そこから2.5~4時間 (月齢に依る)に1度の起床・授乳もなるべく光量少なく」で、夕食以降の時間はなるべく子供のことを考えなくて済むように。ちなみにこの本が結構参考になりました。

子供の夜の睡眠が安定することで、母親の睡眠時間が安定します。「典型的な営業日」の箇所でも言及していますが、夕食を終えた20時ごろから睡眠に入って早朝3時ごろの授乳のターンまでの約6~7時間、ぶっ続けで寝ます。どうやったって大変な母親業ではありますが、なんとかここまで4ヶ月出来ているのはここでまとまった睡眠時間を取れていることが大きい。

そして、私自身も短い睡眠時間には弱いタイプなので、夜11時の授乳の後から朝までの睡眠をたっぷり取ることで仕事のパフォーマンスを確保させてもらっています。

思うこと: "子育てに理解ある会社” かどうかは自分次第

長々書いてきたけど一番言いたいこと。

前述したように、先の年末年始に行っていた転職活動では、自らのキャリアを考えて適切な職場や仕事を選ぶのは当然として、「自分にとって未知である 子育て をスムーズにできる会社」という裏テーマがありました。

キャディに関して言うと、大企業・ITメガベンチャーが設けているようなキラキラした子育て支援の福利厚生やパッケージが充実しているということはありません。しかし、創業4年目の企業なのだから ”無いものだらけ" は当り前で、会社の制度も文化も「無いけど必要になったものから作る」ことが重要です。自分自身、前職もスタートアップだったこともあり、そこで子育てと仕事を両立していた同僚たちの姿も思い出し、「自分がロールモデルになるくらいの気概」で働けばいいやと思えたことが、キャディで働こうとなった理由のひとつかなと思います。(それが決め手というわけではない) 今のところは、その気持ちの通りに働けています。

私自身はこの会社に入って1年に満たず、2~3年前のこの会社の様子を直接は知りませんが、メンバー数が続々と増え、メンバーの多様性が増したことは事実でしょう。全社定例ミーティングの Zoom で子供が一緒に映り込むメンバーも私だけではありません。キャディなりの「ワークライフバランスの実現の仕方」や「子育てにも全力コミットしながら、仕事でももちろん結果を出す」方法も、常にアップデートしてゆくべきだし、1年後にはまた違った最適解が見つかってるんじゃないかなと思っています。自分の会社の文化を作り、アップデートするのは自分自身。誰かが作ってくれるのを待っていては面白くもないし時間ももったいない。そんな気持ちは常に忘れたくないし、同じ価値観で会社と文化を作っていける人と一緒に働きたいと思っています。

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明日の CADDi Advent Calendar は、我らがデザイナー 山田みなみ さんです。 (僕は、彼女はこの会社のブランドマネージャーだと勝手に思っています。) 子育てエンジニア Advent Calendar は、magicalEmy さんです。

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あざます!
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金融フロント/ミドルオフィス系SI → サイバーエージェント (アドテク本部) → FOLIO → CADDi という製造業スタートアップ (2020年10月現在) プライベートは野球観戦、草野球… だったけど子育てに追われる日々。