スタジアムで学べる5つのコアバリュー

ウノスタ（釜石鵜住居復興スタジアム）で軽く汗を流した。
リーダーシップ・チャレンジ（大隈塾）のスタディツアーで。

日本一きれいな天然芝で走ったりボールをパスしたり蹴ったりする前に、
ラグビー「5つのコアバリュー」を確認。

品位、情熱、結束、規律、尊重。
Integrity、Passion、Solidarity、discipline、Respect。

ラグビーは大人数でやるスポーツで、
身体の大きい選手もいれば、小さい選手もいる。
そうした状態で、激しいコンタクトプレーが続く。
グラウンドの中には、レフリーは一人しかいない。

情熱がなければ自分より大きな相手に立ち向かっていけないし、
ルールをきちんと守らなければ、カオスになる。
一人ではプレーできない。必ず仲間の助けが必要だ。
そして、競技時間が過ぎればノーサイド。
激しく厳しく戦った相手だからこそ、
敵味方がなくなる瞬間を受け入れる。

他者を優先することを、最優先にする。
利他であることを、当たり前にする。

これがリーダーシップにとって、
どれだけコアなバリューになるか。

ウノスタでのコンテンツをファシリテーションしてくれたサエキは、
「ラグビーのルールってむずかしいといわれますが」
といって、
「実はカンタン。ひと言でいえば」
ひと言でいえば？
「ズルしない」

品位、情熱、結束、規律、尊重。
ズルしない。

スタジアムで学べることは、たくさんある。