「新しい公共」って覚えてませんか?
「ローカルキャリア研究所」の動画を観てた。
いろんな興味深い観点があった。
たとえば……。
「公共圏」とか「ローカルキャリア」とか、
「地域にかかわれる」ことが「自己変容」になって、
それが「社会の成長」とともにある……。
またたとえば……。
「公共」とはなにか?
「行政が主導してきた」これまで、
「<私>でも開かれている」のがこれから。
それには「OPEN」であり「common」である。
またまたたとえば……。
「シビックプライド」とはなんだろう?
「市民として誇れる気持ち」であり、
「公(おおやけ)に自分が開いていくことの喜び」
それはつまり「社会参加」することで、
祭りに参加することもそのひとつで、
音楽ホールをつくることもそのひとつで、
「みんなが楽しめるものを自分たちでつくっていく」
ことなんだ。
そして……。
共有であり、多様性であり、オルタナティブである。
あるいは……。
ユルゲン・ハーバーマス『公共性の構造転換』であり、
アントニオ・ネグリ『<帝国>グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』
であり。
メモをとりながら、ふむふむふむふむ、と思って聞いていた。
あれ? と思った、
これって、「新しい公共」じゃないの?
「新しい公共」すなわち、従来の行政機関ではなく、地域の住民が、教育や子育て、まちづくり、防犯・防災、医療・福祉、消費者保護などに共助の精神で参加する公共的な活動を、応援する。
世界各国が、世界同時不況を一つの契機に、より公正で持続可能な資本主義と成長の在り方についての本質的な検討を深めている。日本政府としては、幸福度に直結する、経済・環境・社会が相互に高め合う、世界の範となる次世代の社会システムを構築し、それを深め、検証し、発信すべく、各国政府および国際機関と連携して、新しい成長および幸福度(well-being)について調査研究を推進し、関連指標の統計の整備と充実を図る。
(「新成長戦略」2010年6月18日閣議決定)
11年たって、またここに戻るのか。
民主党政権での「新しい公共」。
だれもが「居場所」と「出番」がある社会。
経済成長と幸福「well-being」。
well-beingは、
ありがとう!/やってみよう!/なんとかなる!/自分らしく!
の4因子から。
やってみよう!