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コンビニとウェルビーイング

セブン・イレブンの商品展示会にいってきた。

いきなりお友だち

春の新商品とか新サービスとかを、
セブン・イレブンの店舗のオーナーや従業員たちに知ってもらおう、
というような趣旨で、場所は東京ビッグサイトだから、
けっこう大掛かりなイベントだった。

受付を済ませて会場に入ったら、
お出迎えの社員列に大隈塾の修了生マツエさんがいて、
「おおおおおおおお!」と互いに肩を抱いて久闊を叙した。

つぎに社長

で、最初に50人ぐらい入るブースに案内されて、
セブンの永松文彦社長の動画メッセージをブースで拝聴。

そっかあ、1号店ができてから今年で50年なんだあ、
日本中に2万店舗あって2000万人が利用しているんだあ、
おにぎりを商品化したのは潜在ニーズの掘り起こしだったのかあ、
コーヒー美味すぎるよ、あれでドトールすら「高い!」と思うようになったもんなあ、
とか、社長の話にいちいち心のなかで反応してた。

そしたら、「ウェルビーイング」という言葉が出てきた。

商品とサービスのさらなる進化をさせて、
お客さんのウェルビーイングを満たすんだ。
つまり心と身体ともに充実したより良い状態にお客さんがなるようにする。
そのためには、食と健康だ!

と。

ウェルビーイングなコンビニ

コンビニとウェルビーイング、なるほど。
それはありかも、と思った。

たとえば、コンビニ弁当とかコンビニめし。
わたしなんて昭和生まれにとって、
コンビニ弁当コンビニめしはどちらかというとネガティブなイメージがある。
社会人の大隈塾の1期目のときに、
講師の一人が「コンビニの弁当なんて」とディスるような発言をしたら、
セブン・イレブンから派遣されてきた受講生やっさん(ニックネーム)が、
講義中にすっくと立ち上がって堂々と抗議していたのを思い出す。
あれはもう20年前のことだ。

20年たってもまだネガティブイメージが拭えない50代のわたしだが、
実際コンビニめしを食べてみるとけっこう美味い。
けっこうどころじゃなく美味い。
コスパはどうかと思うものもあるけど、
タイパを考えれば納得もいく。

いまの10代20代にとって、コンビニめしはむしろ、
美味い早いタイパがいい、のポジティブイメージだろう。

品揃えとか接客サービスとか清潔さとか新鮮さとか、
地域経済でいえば、新鮮さは100%自信がある、
ふるさと納税的にいえば、特徴ある品揃えが必要で、
住民へのサービスとか福祉とか、
地域の活性化のために自治体とコンビニが組んでいろいろできるかもしれない。

店舗オーナでもバイトでもなく、
ヘビーじゃないユーザーでしかないけど、
社長の「ウェルビーイング」のひと言で、
いろいろ妄想が広がっていった。