見出し画像

農業と音楽ってすごく親和性があるかも

radikoでJ-wave聴いてたら、聞き覚えのある声だなあと思ったら、
Yaeちゃんだった
加藤登紀子さんの娘さんで歌手で、
鴨川自然王国で農業もしている。

子どものころ、毎朝レコードで音楽がかかってて、
「半分ビートルズ、残りの半分が世界中の民族音楽でした」
なんで世界中の民族音楽なんだろうな、
とYaeちゃんのコメントを聞いたとき思った。

今年でデビュー20年だそうで、
歌手になるぞと決めたとき、
「アラブとかアフリカとか北欧とか、
いろんな音楽がすーっと歌えました。
耳から入れたことって、ココロとか身体にしみ込んでるんですね」

20年やってきて、いろんな体験をしてきて、いろんなことが知れて、
あ〜20年だ、自分ってエライな、っと思ったら、
すぐそばに50年歌っている人がいた笑
母はもっと知ってるんだ!って気がついたら、
母が知ってることを引き継いでいきたいと思った。
「歌の遺産相続」じゃないけど笑
母は何を残したいのか、何を引き継いでもらいたいのか、
わたしは何を引き継ぎたいのか、
初めて母と一緒に考えました。

デビューしたころは、仕事の話はしなかったし、
自分の歌を聴いてほしくなかった。
20年たってはじめて、そのカベが崩れた。

アルバムのタイトルは「On The Border」。
7ヶ国語で歌っているらしい。

いろんなところが、いろんなことが、
分断されてるじゃないですか。
国だったり、住民だったり、家族だったり、
もしかすると自分自身も。
みんなを認めあえる世界、
笑顔がいっぱいの世の中になればいいな、
と思って。

「半農半X」という表現にならって、
「半農半歌手」といっていた。
だけど田植えのころに話をしたら(オンラインで)、
「半分どころか、どっぷり農業」
と笑ってた。

鴨川自然王国はお父さん(藤本敏夫さん)がつくった農園。
大隈塾も、20年近く田植え稲刈りに参加している。

29歳のときに、ここで働き始めたばかりのスタッフと知り合い、
結婚して、王国に住むようになった。
里山で、棚田があって、
「ザふるさと、みたいな感じがして」

いまでは子どもが3人。
どっぷり農業は、コメに野菜に、狩猟もやっている。
「忙しいんだけど、心を亡くさないいそがしさ。
スローライフはのんびりなんてしてない、忙しいんですよ笑」

土を触っていれば、元気になる。
「アースって、放電するんですよ」

農業は気持ちいい、といってた。
土に触ると笑顔になるから。

農業と音楽ってすごく親和性があるかも。