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やっぱりお前か「BRUTUS」

「BRUTUS」のロゴがスバラシすぎる、
と学生のころからずっと思っていた。

盛岡シリーズ最終回。
「堀内誠一 絵の世界」
岩手県立美術館で開催された堀内誠一の展覧会を見てきた。

雑誌「anan」「BRUTUS」などのアートディレクターであり、
絵本作家としても活躍した堀内誠一の作品が約200点展示されていた。

豊かな表現力と多彩な才能。
絵本の原画や書籍の挿絵、雑誌のカット画、晩年に描かれた風景画、
幅広いジャンルの作品が展示されており、その多様な表現力に感動。

会場の外に展示されていた

特に興味深かったのは、彼の絵本作品だった。
『くろうまブランキー』や『ぐるんぱのようちえん』など、
多くの名作を手掛けた彼の作品は、
独自の世界観と優しいタッチで心に響く。
子どもから大人まで、幅広い層に愛される作品であふれていた。

堀内誠一が絵というヴィジュアルの力を信じ、
広告やデザイン、イラストで才能を発揮した。
彼の描く世界は、どこか懐かしさを感じさせながらも、
新しさと斬新さが同居している。

特に、雑誌デザインのコーナーが秀逸。
「BRUTUS」がいまでも大好きなわたしは、
ずっとこの部屋にいたい、とホントに思った。
(残念ながら撮影禁止だったので……)

岩手県立美術館の空間デザインもすばらしい