美肌の神社

母親と嬉野温泉(佐賀)にいってきた。

福岡空港からバスに乗り、
嬉野温泉バスセンターに到着。
旅館まで歩く途中にある豊玉姫神社にお参り。

美肌の神社、らしい。
嬉野温泉が「日本三大美肌の湯」だからなんだろう。
あとふたつは、島根の斐乃上温泉、栃木の喜連川温泉、
中央温泉研究所が決めたらしい。

中央温泉研究所ってどんなとこ?
って調べてみたら、
1949年に社団法人日本温泉協会の学術部附属機関として発足、
唯一の温泉科学の民間研究機関として活動、
2012年、公益財団法人に。
会員も募集してて、普通会費は6,000円。
まだ3人しかいないから、ある意味チャンスかも。

美肌の神様も祀られてて、
真っ白い「なまず様」の御神体がある。
二礼、二拍手、一礼。
「素肌健康」「しわ退散」
とか願いを込めて、
嬉野温泉の聖水をかけて、
再度なまず様に一礼しておしまい。

そのお参りの作法を知らなかったから、
最初にお水かけて、
パンパン、拍手2回して、
「ありがとうございます」
とやってしまった。

わたしはいつも、
神社にはすーっと入って、
小銭があればお賽銭箱に入れ、
なければ入れず、
拍手2回、
お賽銭入れたときは
「ありがとうございます」だったり、
旅先のときは「よろしくお願いします:。
賽銭入れないときは、
「すいませんでした」

友人はfacebookで
「最近の神社のお参りは行儀が良すぎる」
酔っ払ってちょっと立ち寄って、
賽銭投げてガラガラ鳴らして、
手を叩いておしまい!
ってのでもいいんじゃない、昔みたいに、
って書いてたけど、
実はわたしもここんところそう思ってた。

鳥居をくぐるときに一礼、
二礼、二拍手、一礼。
そのわりには、お手水を使わなかったりする。

子どものころは神社が遊び場だったし、
中学高校のときはおくんちで諏訪神社にいくけど、
お辞儀している人はいなかったし、
それは注意が散漫だったのか覚えてないだけなのか、
ほんとにここんところにきて、
お行儀のいいお参りになったような気がする。

ちなみにこの豊玉姫神社、
狛犬の前に牛(狛牛っていうのか)が寝そべってたから、
学問の神様でもあるんだろうなあ。

バチ当たるから小声でいうけど、
神社のこんなテキトーさが、
遊び場だったりお祭りの場だったり、
逢い引きやその先の場だったり、
それそのものを祀ったりするんだろう。

宗教的信仰もあれば、
民俗的な信仰もあり。
だから、鳥居お辞儀二礼二拍手一礼もいいし、
寄ってガラガラパンパンもよし。

多様性だな、神社は。