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プラスの自分だけで十分だ

平野啓一郎さんの講義のときに話したこと。

平野さんは、自分の中にはいろいろな「自分」がいる。
親といるときの自分、友人Aといるときの自分、
友人Bのときの自分、ちょっとやな感じのCといるときの自分。
対人関係でも「自分」はいろいろ、
場所でも「自分」はいろいろ。
それを「分人」と呼び、
分人の集合体が「個人」であり「個性」だ、と。
(「小説家平野啓一郎」https://note.com/mura660527/n/n96cb0f3f2e57)

講義とグループワークを通してのテーマは、
「分人に触れよう」
だった。

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今日のテーマは、「分人に触れよう」でした。

いくつもの自分のうち、
好きな自分と、
あまり好きじゃない自分がいるかと思います。

プラスな自分、マイナスな自分。

大事なのは、あまり好きじゃない自分、マイナスな自分は
いまのところ無視しちゃいましょう。
マイナスなところを、減らそうとしなくていいです。

日本の教育は、生徒児童たちの
短所をできるだけなくして、
長所をほったらかしにする教育です。
そうやって、平均的な、みんな同じにしようとします。

みなさんは、もう生徒じゃなくて学生なんだから、
自分が得意なこと、好きなこと、
やっててワクワクすることをがんがんやって、
プラスな自分を伸ばしていきましょう。

まだ好きなことないや、と思っている人は、
今日描いたワークを見直してみてください。

そこには、プラスの分人がいるはずです。
ちょこっとプラスでも、プラスの分人です。

そのプラスの自分をがんがん伸ばす。
わたしは、プラスの分人が「個性」だと思っています。