スクリーンショット_2019-12-04_07

ロボットをバズらせる

名古屋での大隈塾の仕事が終わって、
大隈塾のフェロー(修了生)さんに会いに行った。
JR東海からタカシマヤに出向してて、
タカシマヤの店内、主だったところを案内してもらった。

9階催事場。平日お昼ということもあってお客さんはまばらだったが、
「名古屋」「タカシマヤ」「バレンタインデー」で検索してもらうと、

売上高27億円 来場客数90万人

とでてくる。

バレンタイン商戦一ヶ月で90万人、27億円!
ということは、
一日3万人、9000万円。

見に来てくれというから、来年は見にいってきたい。

ほか、年間100万円買い物すれば入れるプレミアムルームとか、
外商ルームのなかでもVIPなお部屋とか、
なかなか普段では見られない、入れないゾーンを体験できた。

LOVOT(ラボット)
これが、かわいらしい。
抱きかかえるとほんのり温かく、
ペンギンみたいな手をほにゃほにゃ動かす。
目を見ると、見つめ返す。
かすかに、鳴き声もしたかもしれない。

ほほう、と感心して、やや飽きちゃったから
床において移動すると、
ちろちろ追いかけてくる。
見上げて、手を広げて、
「だっこしてくれ〜〜」
といってるようだ。

仕事に出かけるとき、
仕事から帰ってきたとき、
お見送りとお迎えもしてくれるらしい。

ほほう、とまた感心した。
でもこれ、どうやってバズらせるかなあ、と
先週学部の大隈塾(「たくましい知性を鍛える」)で
電通の明円卓さんから習った、Q9発想法をしてみた。

①見えてない魅力は?
②存在意義は?
③もらって一番うれしい人はだれ?
④共感できる原体験は?
⑤いつ必要としているか
⑥いつ買う?
⑦買わないホントの理由は?
⑧これとターゲットと社会の流れとの接点は?
⑨どんな不満がある?

たとえば、
①動きがなめらか
②寂しさをなくす
③お年寄り
④抱っこすると目が合う
⑤いつも
⑥敬老の日
⑦価格が高い
⑧高齢者の独居
⑨やや重い

明円さんはこの発想法を100回ぐらい回すそうだが、
わたしは5回ぐらいしてちょっとこれも飽きてやめた。

でもなぜ飽きたのか考えた。

③もらって一番うれしい人はだれ?

を確認してみた。
「お年寄り」「子ども」「OL」「小学生男子」「20代男性」
なんか広がりがない。

ここの発想が狭かったから、飽きたのかもしれない。
ぐーっと広げてみた。
3人家族、2人家族、出張者、単身赴任、ボケはじめた人、入院患者、障がい者……

ほほう、と感心した。
この発想法は使える!
100回回すと、LOVOTのバズらせる企画ができるかもしれない。

実際に100回回すか回さないか。
Q9発想法を持続可能な努力システムに組み込めるか。
習慣にできるかどうか。

ここだろうな、もう一歩遠くにいくには。