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被災地に支援物資を運ぶ海保機。
帰省・旅行帰りのお客さんを乗せたJAL機。
家屋の倒壊で生き埋めになった人多数。
JAL機では、全員無事に脱出避難できた。

なんて運命なんだ。

元旦の16時、発災前までは、
今年は辰年、昇り龍のように上向きの運勢になる、
と思っていた人たちも多くいただろう。
わたしもどっちかというとテンション高めだった。

被害状況の視察を終えた石川県珠洲市の市長は、
「壊滅的な被害だ。(普通に)建っている家がほとんどない。9割方、全壊もしくは、ほぼ全壊という状態だ」
およそ6000世帯のうち4000~5000世帯が自分の家に住めなくなっている、
と、石川県の災害対策本部会議で報告した。(「朝日新聞」1月3日付朝刊)

今日の天気予報では雨が降る。
同じ状況で、釜石市はどんな対応ができるのか。
点検して市民に発表しなければいけない。
そして、
「だから安心して逃げろ」
と。

岩手日報の「風土計」はこう書く。
<今ここは石川や能登の人たちを思い、乗り越える力を集めたい。岩手からも。岩手だから。できることはたくさんあるはずだ。>(「岩手日報」1月3日付朝刊)