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震災のあと、ボランティア活動から地域づくりでよそ者たち若者たちバカモノたちがどんどんやってきたけど、いまや、その、「高齢化」が問題にwww

唐桑から若い友だちが釜石に来てくれた。

唐桑は気仙沼からちょこっとクルマで走ったところ。
唐桑半島にある、人口7000人の小さな漁村。
ここに、たくさん若い人たちが移住してきている。
特に女子を「ペンターン女子」という。
ペニンシュラ(半島)へIターンして、
船に乗って漁にいったり、畑にいって野菜をつくる。
古民家をシェアハウスにしてるガールズもいれば、
そこから結婚して出産して子育てしている人もいる。

そうした活動を2011年からやっている加藤拓馬くんが、
仲間の加藤広大くん、早稲田大学の1年生になった伊藤ゆきちゃん、
大隈塾ゼミOBの大町昴平くんをつれてきた。

場所は釜石の「三陸パスタ」
大町の
「先生すいません、お土産をクルマのクーラーボックスに置き忘れてきました」
という大ウソっばればれの挨拶、
拓馬の
「なんで離婚したんですか?」
のどストレートな質問。

まだカンパイ前。

2011年のボランティア活動で気仙沼・唐桑に入り、
大学卒業して唐桑に移住。
「からくわ丸」という団体を立ち上げ、
2015年に「一般社団法人まるオフィス」を設立。
最初は補助金に頼ってた部分もあったが、
教育や地域づくりのビジネスを広げていき、
「ペンターン女子」をブランディングして、
拓馬はすごく立派に成長していた。

おもしろかったのは、
2011〜2015年ぐらいの間に移住してきたり、
地域づくりに協働してきた仲間たち、
そのあとに続く若者が入ってこない。

つまり、地域づくりメンバーの「高齢化」、
そして「事業承継問題」が起こりつつある。

ペンターン女子以外、東北各地でその「高齢化」が始まっている。

なかなか深刻な問題をはらんでいるが、
なかなか笑える問題でもある。

笑ってる間に、なんとかしましょう。
笑いながら、なんとかしましょう。