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釜石コンパスが楽しみすぎる

釜石コンパスの打ち合わせをした。
釜石高校の2年生に、大隈塾のことを話して、
いっしょに対話をしてみる。

人生の羅針盤(コンパス)はいつも北ばかりを指しているわけではない
迷いながらも「自分の道」を見つけてきた
先輩たちのライフ・ストーリーから、自分だけの地図を描いて
さあ、海へと漕ぎ出そう!

釜石コンパスweb siteのトップページにはそう書いてある。
迷いながらも歩んできたライフストーリー。
なるほど~。大隈塾にぴったり。

人生で二度は会えないほどの豪華なゲスト講師たちの
迷いながらも歩んできたライフストーリーを、
毎週毎週シャワーのように学生たちも浴びせかけ、
リーダーの中のリーダーを育てる。

でスタートした大隈塾だけど、
やがて受講を希望する学生たちが減り始め、
迷路にはまりこみ、
その原因を学生たちのやる気の低さ、無関心さだと思っていたら、
じつはその思い込みこそが低迷の原因じゃないかと気が付き、
学生たちに主導権を渡してみたら、
主体的に学ぶことができるようになるまで、
それほど時間はかからなかった。

ここまではわたしが話をして、
じゃあ実際にバトンを渡された学生は、
どんなふうに授業をつくっているか。
どんなふうに考え、悩み、対話してきたか。
をプレゼンテーションする。

大隈塾は2コマ続きの180分。
ゲスト講師の講義とダイアログと質疑応答の90分。
その90分をさらに深化させるためのグループワークの90分。

企画と運営も学生たちだけれども、
この授業が良い学びの場になるかどうかは、
受講する学生たちの学びの態度にかかっている。

自分たちで学ぼうとすれば、
自分たちで対話すれば、
自分たちの授業だと自覚すれば、
自律的な学習者になっていく。

そのために必要なのが、リーダーシップ。
・目標を立てて共有する
・お互いに協力しあう
・まず最初の一歩を踏み出す
この3つがリーダーシップのベースの要素であり、
リーダーだけじゃなく、メンバー一人ひとりが、
リーダーシップを身に着けておく。

ってことを、具体的に一人のゲスト講師、
そのゲスト講師回の授業を事例にあげて、
体験談として語っていく。
いってみれば、体験を言語化する、ということにもなる。

釜石コンパスの高校生には、
大学生になることにワクワクドキドキして欲しい。
生徒から学生に成長することに、希望を感じて欲しい。

人生のコンパスは北を指していないときもあるかもしれないが、
人生には北極星が必ずある(と、大隈塾で学んだ)。

当日が楽しみすぎる。