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うつらうつらとした1日だった

うつらうつらとした1日だった。

朝6時の新幹線に乗って、釜石に帰る。
上野から大宮、宇都宮を通るあたりで、
iPadで新聞を読みながらうつらうつら。

おにぎり食べてお腹いっぱいになったからかも。
おにぎりが食べたくなって、朝起きてごはんを炊いて、
1合のごはんの半分をおにぎりに、半分を冷凍した。
具は、今半の「牛肉マイタケ」。

新花巻駅で降りると、寒い。
ピリッとする。
だけど、釜石線に乗り換えたら、
車内は暖房でポカポカ。
外はどんより曇ってピリッとする寒さ、
内はポカポカで、やがてわたしはうつらうつら。

釜石駅に11時ごろについて、
駅そばで釜石ラーメン食べて、
街ナカでやってる「百円市」のお手伝い。
釜石ラグビー応援団がブースを出しているので、
そこのお店番と、
10店舗ぐらい出店してあるから、
それら「お店」をひとつひとつ回って、応援消費。
知り合いの人もそうじゃない人とも、軽くお話をしながら、
全般的にいらないものだらけなんだけど、
そうした中でちょっとでも意味がありそうなものを見つけ出して買う。

同じ敷地にあるライブハウスで、映画上映会(大人1,000円)に。
『劇場版 荒野に希望の灯をともす』を観る。
アフガニスタンで活躍する医師の中村哲さんの活動35年を記録したドキュメンタリー映画。
百円市で冷えた身体に、またしても暖房のポカポカ、映画の薄暗さですぐにうつらうつら。
しかし、途中から目覚めてしっかりと映画を見る。
中村哲さんは医療活動やって、その一方で井戸を掘っている、
という認識でいたら、ぜんぜん違った。
ほぼ医療活動はスタッフに任せ、自分は用水路をつくる灌漑事業。
大きな川に堰をつくって、用水路を掘って水を流す。
干ばつで荒れた土地、砂漠になった土地を緑化、農地化していく。
信じられないことを、時間をかけたやり遂げた。
うつらうつらしていたことも忘れて、しっかりメモを取りながら観た。

ここまででようやく13時すぎ。
アパートに帰って、駐車場のワキの物置からストーブを取り出し、
灯油タンクを抱えて近くのガソリンスタンドまで灯油を買いにいく。

14時からラグビーの早明戦があるので、
近くに住んでる親友はまちゃんの家にいって、
こたつに入って地元のお酒の浜千鳥を飲みながら、
負け試合っぽい(実際に明治が勝った)ラグビーを見て、
見終わったらちょうど4合瓶が飲み終わったので、
はまちゃんとふたりで、うつらうつら。

夜は「なにわや」で地域おこし協力隊のムーディーも加わり、
粉モンでお腹いっぱい。
ムーディがいい音楽を聴きたい、というので、
ジャズバーの「タウンホール」に。
ラム酒をロックで飲んで、ごきげんで帰宅。

うちに帰ってきたら、ストーブをつけて、
ストーブの上で百円市で買ったスコーンを温めて、
ワインで一人二次会やってたら、
ストーブの前にあぐらをかいて、寝落ちしてた。

うつらうつらとした1日だった。