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愛情たっぷりの卒園式

思い出とありがとうがぎっしりと詰まったセレモニー。
かまいしこども園の卒園式にいってきた。

袴姿の女の子、羽織袴の男の子。
髪の毛もビシッと決めて、
いまどきの卒園式ってこうなんだあ、とちょっとびっくり。

園長の藤原けいとさんが挨拶で、
「こんなに大きくなって、うれしい気持ちでいっぱいです」
と。
ちょっと大げさかな、と思った。
だって4歳が5歳になって6歳になっても、
「こんなに大きくなって」
って毎日成長を見ているのに、親戚のおばちゃんみたいなことを……。
と、渡された名簿を見ると、
最長で6年7ヶ月、4年以上が卒園生の3/4もいる。
そうだった、かまいしこども園は幼保連携型のこども園。
保育園と幼稚園がいっしょになってて、
6年7ヶ月ってほぼ生まれてすぐから入園してる。
目の前の子たちの0歳とか2歳当時のことを思い出せば、
「こんなに大きくなって」
は本心だな、と。
こんなに長いこといっしょに過ごしてきたんだ。

だから、いっぱいといえば、
先生たちから、子どもたちから、保護者たちから、在園児さんから、
メッセージや歌やプレゼントやらを交換しまくり、
楽しい思い出とありがとうをぎっしりと盛り込んだ、
2時間半の超ロングセレモニー。
先生たちも、保護者たちも、子どもたちも泣いていた。

卒園文集も、かわいらしさと愛情がぎゅっと詰まっていた。
「おおきくなったら」
のコーナーには、
・こどもえんのせんせい
・しょうぼうし
が多く、
・ぎょぎょうのひと
・かいしゃのしゃちょう
はきっと、お父さんの跡継ぎさん。
・にんじゃ
になりたい子もいて、笑ってしまった。

セレモニーと同じく先生たちから、給食の先生たちから、
ママやパパからの愛情たっぷりメッセージもたくさん。

いいこども園だな、と。
19人の釜石のたからものさんたちが巣立っていった。