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開運したいなら「すきま」を作れ! エルフィンで知った「運を受け取る」コツ/辛酸なめ子・魂活巡業

1988年から1996年まで刊行された占いと心理の専門誌「 エルフィン」が、2019年12月に復活! それを記念してパーティが開催された。名だたる占術家が勢揃いして、講演から占い体験、そしてウィジャ盤での降霊(?)まで実施。盛りだくさんの会場でした。

文・漫画=辛酸なめ子

占い専門誌「エルフィン」

1988年の創刊以来、占い好きの一般読者をはじめ、セミプロやプロにも愛読される雑誌として好評を博す。1996年に、惜しまれつつ休刊。2019年12月9日、単発ながら23年ぶりに復活。

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運は「時間の隙間」に入ってくる

 1996年に惜しまれつつ休刊した伝説の占い専門誌「エルフィン」が、「ムー」別冊として単発で復刊。お祝いイベントには日本中の名だたる占い師の方々が集結しました。そんなプロの方々の前で登壇し、講義をされた鏡リュウジさん。ユングについてのアカデミックな話にはじまり、後半ではかつての「エルフィン」の思い出話も。

「創刊当時からかかわっていました。『エルフィン』は文字数が多くて、1ページに400字原稿用紙が8枚分くらい入ります。原稿料も高くて、学研さん太っ腹、と思っていました。担当の人にはじめてクラブに連れていってもらいました。あ、女性が接客するクラブではなく、音楽系のクラブですよ。編集部の人とスキーに行ったこともあります」

 当時の出版界は、すごく景気がよかったようです……。復刊号の特集テーマは、「占いでつかむ! お金と縁」。バブル時の景気をもう一度、という思いで熟読したいです。
 金運アップ法を執筆されたのは東洋占術の第一人者、大石眞行(しんぎょう)さん。「左の掌を目の前に持ってきて、それを見ながら深呼吸する」
「道で人の足跡や自転車、バイクなどのタイヤの跡を見つけたら、それを踏んで歩く」など、すぐに実践できるハウツーも紹介されていました。講義では「開運するには、運が入ってこられる隙間が必要」という話が心に刺さりました。

ウィジャ盤が示した「V6I」の意味は!?

 イベントの最後に、西洋式コックリさんといわれる「ウィジャ盤」で「エルフィン」の未来を占いました。鏡さん、大石さん、秋山眞人さんの3人が、手をプランシェットに乗せ、自動的に動くに任せます。

 プランシェットが指し示したのは「V6I」。
「V」が意味するのは勝利でしょうか。もしくは「V6」を特集したら売れるとか?

 その後、私も占い師の方々と一緒にウィジャ盤に挑戦。出たのは「6IFY」でした。先ほどの残留思念に影響されているようです。パスワードのような文字列で意味がわからず……。しかも、ウィジャ盤の正式なやり方を知らず適当にやってしまったので、ちゃんと霊が帰ってくれたのかどうかが、今も気がかりです。

次元上昇漫画

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