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南極の地底に超古代遺跡が眠る! 古地図オーパーツが明かす南極アトランティス文明の真実/嵩夜ゆう

3000万年の間、分厚い氷に閉ざされてきた南極大陸。だが、失われた幻の古地図オーパーツの再発見により、氷の下に眠る大陸の本当の姿と、超古代アトランティス文明との関係が浮かびあがってきた!

文=嵩夜ゆう

氷に閉ざされていた3000万年の謎と矛盾

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 いま、南極の気温が上昇している。ご存じの読者も多いかもしれないが、今年の南極の気温が観測史上最高になっているというのだ。
 報道によれば、南極半島北端沖のシーモア島にあるアルゼンチンの研究拠点で、2月9日に観測史上最高のセ氏20.75度を記録。また別の観測点でも同月6日にセ氏18.3度を観測し、これも当地の過去最高気温になっている。
 これに対して研究者は「信じがたく異常だ」とコメントしている。実際、セ氏20度越えというのは、きわめて注目すべき数字だ。
 なぜならこれは、「南極が南極でなくなる」気温だからだ。
 考えてみてほしい。セ氏20度といえば、われわれ人間にとっては生活がしやすい快適な気温だ。もちろん瞬間的な最高気温と平均気温が異なることはいうまでもない。だが、少なくとも年間を通じて気温がセ氏20度に達するような地域なら、そこは人間にとっても十分に居住が可能な土地となる。それどころか、むしろ快適で過ごしやすい気候ということになるかもしれない。
 だが――。
 こうなるとここに、新たな問題が発生してくる可能性がある。
 南極の気温の上昇は、新たな地政学的リスク、つまり世界経済の不確実性を発生させる起爆スイッチにもなりかねないのである。

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現在、南極はどこの国のものでもない。だが、温度が上がって氷が溶け、住環境が整えば、たちまち領有権の争いが起こることだろう。

 これまでも南極圏に居住した人間は皆無ではない。また多くの国が南極大陸に研究所を設けており、「基地」と呼ばれている。日本も有名な昭和基地をはじめ、複数の基地でさまざまな観測や研究を行っている。南極大陸には、いくつかの国が領有権を主張している地域もあるのだが、主権の行使は行われていない。現実的には南極大陸は政治的中立地とされ、どこの国にも属していないというのが現状なのだ。
 大きな争いが起こらないのは、南極では「自立して」人間が住めない、ということが大きな理由になっている。この大陸では、食糧の自給も経済活動も――もちろん小規模な室内栽培などは別だが――不可能であり、本当の意味で「住む」ことができないのだ。
 だが、気温がセ氏20度となると、事情は異なってくる。ある程度のお金をかけるだけで、人が住める広大な土地に変化する可能性が生まれてくるからである。

 それだけではない。
 南極には、われわれが必要としているありとあらゆる資源が大量に眠っている。とくにレアアースと呼ばれる希少金属は、かなり良好な状態で氷の下に存在することが明らかになっている。これはほかの産出地域では見られない特徴で、ハイテク機器に必要な資源が効率的に手に入ることになる。
 そのため、南極が暖かくなれば、領有権をめぐって、国家間の争いが激化する可能性があるのだ。いまはその前段階として、皮肉にも南極から遠い国であればあるほど、地球温暖化に対して敏感になっているという状況なのである。

 だが――。そうなると問題は、最高気温セ氏20度という数字がたまたま、つまり一過性のものなのか、ということだ。長期間、南極に人間が住むには、瞬間の最高気温ではなく、年間の平均気温が問題となる。
 アカデミズムの世界では、南極が氷に閉ざされたのは約3000万年前だったとされる。もちろん、そのころは人類は存在していない。つまり人類史上においては、南極が温暖だった時期はなく、人間はそこに居住できていない、ということだ。
 ところが比較的最近、少なくとも数万年といった過去に、南極に人類が居住した証拠があるとしたら――?
 ここにひとつのヒントがある。「ピリ・レイスの地図」と呼ばれる謎の古地図だ。世界には、オーパーツ(場違いの出土品)と呼ばれる謎の遺物がたくさんあるが、そのなかでもとくに説明がつかないとされるのが、この地図である。
 なぜ説明がつかないのか? その理由は、地図には南北アメリカ大陸、アフリカ大陸とともに、南極大陸の一部が描かれているからだ。
 この地図は1513年に作成されたとされるが、南極大陸が発見されたのは1818年――つまり、明らかにおかしい。しかもそこには、とんでもない秘密が記されていたのである!

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ピリ・レイスの地図。

南極大陸はふたつ存在する!

 これまで南極大陸は、最大4000メートルの厚さの氷床で覆われたひとつの大陸であると考えられてきた。だが近年の探査技術の進歩によって、厳密には氷床下で陸地がふたつに分かれている可能性が指摘されている。
 われわれが目にする南極大陸の氷床下の地形図は、実際とは大きく異なっているかもしれない、というわけだ。

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これまでの一般的な南極大陸の平面レーダースキャン画像。氷の下には巨大なひとつの大陸があるとされていた。

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最新の南極大陸の立体スキャン画像。どうやら南極大陸は、ふたつの巨大な陸塊からなっているようだ。

 こちらの画像をご覧いただきたい。上が一般的な南極大陸のスキャン画像である。問題は、これまで氷床下でつながっているとされていた場所だ。だが精密なスキャンを行うと、ここは浅瀬もしくは密集した島がある海峡なのではないかというのだ。それが下の画像である。
 南極の氷がすべて溶けた場合、既存のアカデミズムではここは陸地になると予測されている。ところがコンピューターのシミュレーションによれば、溶けた水の多くはそのままとどまるのではないか、というのだ。水蒸気と化した水は乾いた大地に吸いこまれ、大地はむしろ沈み、そこに水が溜まってしまうというのである。
 そうなると南極大陸は海峡で分断された、東南極大陸と西南極大陸のふたつから形成される、ということになる。どうやらこれが、南極の本来の姿らしいのだ。

南極は人類にとって未知の大陸だ!

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