母性と父性の統合

世間を知らず母性がさほど強くない若い時は、ブッツブッツと分断する父性がよく働いていたんだけども、色んな人と接して色んな事情を知ってくと、母性がブオーンと出てきて、ブッツブッツ切れなくなった。

切れなさ過ぎるのは、もはや問題である。母親でいうと子どもを駄目にする典型みたいな。(例:ある家では定職に就かない成人息子が母親にお金の無心に来てお金を渡し続けてたのは、父性の不在であり母性が出過ぎ、「その行動が息子を駄目にしている」と厳しく注意してた同居人男性が父性。また別の知人で、大学卒業後働かない息子を追い出した母親は父性をもった女性で、「何も追い出さなくても可愛そう」と言った父親は母性をもった男性)

母性というのは、深い慈悲としてうまく働いた時は素晴らしいけれど、人間社会で生き続けていくために、ルール無視になると厄介だ。まるで底無し沼のように心を取られてしまう。

この出過ぎた母性をコントロールするために、誰かに相談するのはいいことだ。(まあアドバイスをアドバイスとして受けるなら)自分を客観視して、体勢を整え、物事に対峙出来る力が戻ってくるから。

また、適格な相談者がいない時は、祈りがいい。祈りを導入する事により、切れない何かを潜在能力に任せられ、やんわりと切っていけるようになる。

瞑想したり、専門書を見れば、また違ったやり方を思いつくのだろう。

こういった作業を繰り返しているうちに、母性と父性の統合が始まって、ある程度の経験を積めば、バランスを取れるようになってくるものと思われる。

バランスが取れると変に気張らず、心も上がり下がりしないでニュートラル状態で調和を図れるような言動が出来るようになる。

調和こそ宇宙の基本事項

追記:父性がわかりやすく腑に落ちた写真集があって、題名忘れたんだけど、鷹の父親が巣立ちを促してヒナに厳しくするっていう内容だった。

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