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発破をかけてやっているんだぞ!と言う上司は全員無能

皆さんが今働いている会社には、


発破をかけてやっているんだぞ!


と言う上司はいないでしょうか?


私自身、過去に色々な会社で働いてきましたが、どの会社にも必ずと言っていいくらい一人はいましたね。


そして、こういう上司は、


部下の面倒を見てやっている

自分はいい事をしてやっている

部下の能力を引き出そうとしてやっている


こんな感じで、自分は会社にとっても部下にとっても良い行いをしていて悪い事は1つもしていないと思っている事が多く、


俺がここまで発破をかけてやっているのになぜお前はダメなんだ!


みたいな感じの事をキレながら言っていましたね。


これは断言できる事ですが、発破をかけてやっているなどと言う上司に有能な人間は誰一人としておらず、上司が勝手に良い行為をしていると思い込んだ挙句、ただの独りよがりで迷惑な行為をしている全員が発言と行動が一致していない無能でしかありません。


なので今回は、なぜ、発破をかけてやっているんだぞ!と言う上司無能だと断言できるのか書いていこうかと思います。


何のために発破をかけているか分かっていないバカ


まずこれなんですが、発破をかけてやっているんだぞ!と言う上司って、何のために部下に対して発破をかけているか分かっていないバカが多いですね。


そもそも、何のために会社側が部下側に発破をかけるの?って話なんですが、


会社の利益をさらに上げるため


以外にないんですよ。


普通の思考を持ち合わせている様な上司であれば、発破をかける事が部下を励ましたり奮い立たせたりする行為であり、仕事をさらに頑張ってもらえる様にやる気を上げる行為だという事を理解しているので、発破をかけてやっているなどと他人事みたいな言い方はしません。


さらに言えば、発破をかける行為って、部下をさらにやる気にさせ、会社がより収益を得られる様にする手段であり、会社に属している以上、収益を得られる様にするのは当然なのに、その手段を会社に属している上司が同じく会社に属している部下に対して「してやっている」って完全に意味不明なんですよね。


つまり、部下に対して発破をかけてやっているなどと言っている上司って、何のために発破をかけているか分かっていないバカ確定で、併せて、


頭痛が痛い


みたいな自身の発言の意味すら理解していない事を真顔で言うバカだと言えます。


メリットがあってこそ成り立つ言葉



そして次にこれなんですが、発破をかける行為というのはメリットがあってこそ成り立つ言葉なんですよね。


箱根駅伝なんかが分かりやすいんですが、走っている選手に対して、


このペースのままいけば区間賞を取れるぞ!

前を走っている選手と20秒タイムを縮めたぞ!

区間新記録を狙えるぞ!


こんな感じの発破を監督がかけているのをよく見かけますが、これを聞いた選手って、


区間賞、区間新を取れる!

もうすぐ前の選手に追いつける!


と選手をやる気にさせるものばかりで、さらに言えば、


優勝に近づけられる!

目標だった区間賞、区間新を取れる!

ここで好記録を出せば超大手企業にスポーツ推薦で入社できる!


といったメリットがあり、走っている選手が「もっと頑張ろう」という気持ちになるので発破をかけるという行為が成り立つんですよね。


仕事もこれと同じで、発破をかけられて仕事を頑張って完遂した時に、


給料に1万円上乗せ

有給1日プレゼント

仕事が終わった時点で定時前でも帰宅OK


みたいな目に見えるメリットがあるのであれば、おそらく全ての従業員が頑張ると思いますが、実際はこんなメリットは絶対にないどころか、逆に頑張って仕事を早く終わらせたとしても、早く終わった分さらに業務を詰め込まれ労働単価が下がることになりデメリットしかないんですよね。


つまり、発破をかける行為というのは、発破をかけられた側に目に見えるメリットがあってこそ成り立つものなのに、一切メリットを用意しないどころか、部下側にデメリットしかないのに発破をかけてやっているんだぞ!などと上司というのは、無能以外当てはまるような言葉はありませんね。


「仕事はさせたいけど金は払いたくない」ゴミしか使わない言葉



これも併せて断言できる事ですが、発破をかけてやっているんだぞ!という言葉って、部下に仕事はさせたいけど金は払いたくないというゴミしか使わない言葉だと言えます。


そもそも部下が仕事を頑張る事で、部下側が上記で書いたような目に見えるメリットを得られるのが確定していれば、上司が発破をかけるかけない以前に、全ての部下がメリット欲しさにやる気になっているはずですし、なんなら、仕事に対してのやる気が皆無だった当時の私でも、こんな感じのメリットが確定しているのであれば、我先にと仕事を行なっていたでしょうね。


なので、上司が発破をかけてやっているんだぞ!とか言っている時点で、


部下側がどれだけ仕事を頑張ったとしても得られるメリットがない


という事がまず確定します。


そして、発破をかけてやっているなどと言っている上司というのは、


俺がわざわざ発破をかけてお前の仕事効率を上げてやっている行為が部下にとってのメリット


とかいう意味不明な事が部下のメリットになると思っているゴミがかなり多く、


俺がわざわざ発破をかけてメリットを提供してやっているんだから、お前は今以上に仕事をしないとおかしいだろ?


という意味不明な超理論を展開した上、あたかも自身の行いが正当かのようにドヤ顔で立ち振る舞うんですよね。


これって、金銭や待遇などの上昇という目に見えるメリットを提供したくないから、わざわざ発破をかけてやる事がメリットなどという意味不明発言を、上司という立場を悪用して部下が逆らえないのを良いことに正当化する事で、部下側に金銭や待遇などのメリットを提供する事なく必要以上に仕事をさせたいゴミしか言わないセリフなんですよね。


普通の思考を持ち合わせているような上司であれば、今以上に仕事をさせたい場合は、それ相応の対価を支払うという当たり前の行動を取っており、最初から目に見えるメリットを提示して部下に仕事をさせているので、部下側は自分からメリット欲しさに発破をかけられる以前に動いている状況になっているので、発破をかける必要なんてありませんし、発破をかけてやっているなどと上から目線で言う場面すら出てこないんですよ。


つまり、部下に対して発破をかけてやっているなどと言っている時点で、仕事はさせたいけど金は払いたくないゴミしか使わない言葉だと言えるんですよね。


最後に



発破をかけてやっているんだぞ!と言う上司は全員がもれなく無能です。


そもそも、発破をかける行為自体、部下にやる気を出させる事で会社が得られるメリットが増える行為であり、それを「してやっている」などと他人事のように言っている時点で完全に思考力が欠如しているバカ確定ですね。


それに、何のメリットもなく、逆にデメリットしかないのであれば発破をかけられたところで頑張る意味がない事くらい誰にでも分かる事であり、こんな行動を取る上司はゴミだと併せて言い切れますね。


有能なみなさんが、思考力が欠如しているゴミと一緒に働いたところで、何一ついい事はないどころか、精神的身体的にしんどい思いをするだけだと言えます。


もし、今働いている会社に、発破をかけてやっているんだぞ!と言う上司が時取りでもいるのであれば今すぐにでも転職や退職をする事をおすすめします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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