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来客時に部下にお茶汲みをさせる上司は全員無能

皆さんが今働いている会社で


来客時に部下にお茶汲みをさせる上司


はいないでしょうか?


よく、来客の予定があったり、急な来客時に部下に対して


お茶の用意をしてくれ

珈琲を人数分準備してくれ


と言う上司って結構多いですし、私自身も働いていた時にも上司から言われた経験があります。


これって会社で働いていれば当然なんて思われがちですし、会社の来客なので、来客対応者以外の従業員が準備するのが当然では?なんて思われがちですが、全く当然ではありませんし、こういった事を部下にさせている時点でその上司は100%無能なことが確定しますし、一緒に働く価値のない人間でしかありません。


なので今回はなぜ来客時に部下にお茶汲みをさせる上司は全員無能で一緒に働く価値すらないのか書いていこうかと思います。


来客対応者がすべき仕事で部下の仕事ではない


まずはっきりと言い切れるのは、お茶の準備は来客対応者である上司がするべき事であり、部下の仕事ではないという事です。


そもそも、来客が来ることが分かっているのであれば、事前にお湯を入れるだけで完成まで全て準備しておけばいい話ですし、突然の来客であっても一言「お茶準備しますんで少しお待ちくださいね」と上司自身が言えば済むんですよね。


来客者も自分のためにお茶を入れてくれている人に対して「いつまでお茶を待たせるんだ!」などと傲慢な態度は絶対に取りませんし、もし急ぎの要件だったとしたら「お茶は結構ですので早速始めましょう」と断りを入れますからね。


こういう時、無能な上司ほど、


私がお茶を入れている時間がもったいないだろ!

相手を待たす事になるんだぞ!


と言いますし、実際に私も言われたことがあるんですが、そう思っているのであれば、会議室や応接室に電気ポットやお茶セットを常備するなり、経費でペットボトル入りのお茶をまとめて購入するなりして事前に準備して当日にすぐ出せるようにしておけばいい話ですよね。


そういった事前の準備すらせずに、上司自身の勝手な思い込みで部下にお茶汲みをさせる様な上司はどう考えても無能ですし、一緒に働く価値はありませんね。


ただのパワハラ行為でしかない


これを言うと、「え?お茶汲みのどこがパワハラなの?」って言われがちですが、100%どこからどう見てもパワハラでしかありません。


厚生労働省が定めているパワハラの定義で、


優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われる事

業務の適正な範囲を超えて行われる事

身体的もしくは精神的な苦痛を与える事、または就業環境を害する事


これらを全て満たす場合はパワハラ認定されます。


まず一つ目の優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われる事についてですが、来客時にお茶汲みをさせる行為を、立場や年齢関係なく、社長や重役、会長や取締役など自分より立場が上の人間に対しても関係なく「お茶の準備をお願いします」と依頼しているのであればこれには当てはまらないですが、部下にお茶汲みをさせるような上司というのは、部下にはできるけど自分より立場が上の人間には絶対にしないですよね。


二つ目の業務の適正な範囲を超えて行われる事に関しては、読んで時の如く、会社と結んでいる労働契約内に「来客時のお茶汲み」が含まれているのであれば適正な業務になるのでこれには当てはまらないですが、普通に働いている人であれば会社と結んでいる労働契約に「お茶汲み」が含まれている人なんてまずいないので、業務の適正な範囲ではないんですよね。


三つ目の身体的もしくは精神的な苦痛を与える事、または就業環境を害する事に関しては、本来の業務に無いお茶汲みという雑用を無理やりさせられた事で精神的な苦痛を受ける人って結構いますし、お茶汲みをした事によって仕事が止まってしまい、業務に支障をきたしています。


つまり、部下にお茶汲みをさせる行為がパワハラではない場合は、


社長であろうが、重役であろうが、自分より立場が上の人間に対しても来客があれば「お茶の準備をお願いします」と誰にでも言っているような人で、

会社と部下が結んでいる労働契約に「お茶汲み」が含まれていて、

業務時間に来客者にお茶汲みをする時間を配置しているような場合


しかなく、これ以外の来客時に部下にお茶汲みをさせる行為は全てパワハラだと言えるんですよね。


理不尽を押し付けているだけ


私自身、働いていた時に自分の仕事で手一杯で来客者のお茶汲みを拒否したことがあるんですがその時に、


社会人としてすべきことだ!


みたいな事を言われ否定されたことがあるんですが、ただ上司が理不尽を押し通したいがためにさらに理不尽を強要しているだけでしかありませんね。


逆の立場になって考えると分かりやすいんですが、もし来客対応者以外がお茶汲みをするのが社会人として当然であれば、部下に来客者が来た時に上司に対して「お茶の準備をお願いします」と言うのも社会人として当然になり何一つ文句を言わずにお茶の準備をするはずです。


ですが「社会人としてすべきことだ!」のような無能丸出しの事を正論かの様に言う上司は


誰に向かって言っているんだ!

なぜお前に指図されなければいけないんだ!

自分が何を言っているのか分かっているのか!


これらは実際に私が言われた事ですが、こんな感じで逆ギレされるだけでしかありません。


つまり、立場が上の上司が部下に頼むのは当然だが、立場が下の部下が上司に指図してくるのはおかしい!と真顔で言っているのと同じで、どう考えても理不尽でしかありません。


上司自身が社会人として当然だ!みたいな事を言って部下にはお茶汲みをさせるのに、逆の立場になった途端、自分ですべき事だ!と言う行為は理不尽以外ありませんし、そんな上司が有能なのか?と言えば100%無能でしかなく一緒に働く価値はありませんね。


最後に


来客時に部下にお茶汲みをさせる上司は全員がもれなく無能です。


そもそもの話なんですが、部下にお茶汲みをさせるという事は、部下はそのお茶汲みをしている時間、自分の仕事をできずに何の生産性もないお茶汲みという無駄な時間を浪費している事になるんですよ。


たった数分かもしれませんが、いきなりイレギュラーに自分の仕事を止められ数分浪費した後、仕事を再開しようとしても、


どこまでしてたっけ?

これ発注してからお茶汲みに行ったっけ?

これ共有したっけ?


などと抜けが出る可能性が格段に上がりますし、いいペースで出来ていたのに途中で止められるなどデメリットしかないんですよね。


有能な皆さんが、来客時に部下にお茶汲みをさせていい流れをバッサリ切ってミスを誘発させる様な行動を取る上司と一緒に働いても何一ついい事はないと言い切れますし、一緒に働き続けたとしても一方的に理不尽を押し付けられて精神的身体的にしんどい思いをするだけです。


もし今働いている会社に来客時に部下にお茶汲みをさせる上司がいるのであれば今すぐにでも転職や退職をする事をおすすめします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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