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自虐の祈りと呪い 309-20231123

自虐ネタ、ってありますよね。自分の失敗だとか、ダメだったこと・ところだとか、ひどい目にあった出来事だったりということを、面白く話すというやり方。そのネタ。

自虐しているようで実は自慢をしているという、自虐風自慢(JJ)みたいな言葉が一時期流行ったこともあった気がしますが、そんな自虐ネタについて少し思うところがあり、書き始めたところでございます。

自虐ネタって、使ってみて思うことは、自虐としてその話す本人が話しているときは、こんなひどいことがあったよ〜笑い飛ばして忘れられてくれよ〜〜というような祈りが込められているような気がしないでもないんです。

その祈りがコミュニケーション先の相手にうまく伝わって、笑い飛ばしてあー面白いネタになってよかったね。で終わる、というのが、一番いい形だと思います。

しかし、世の中にはいろんな人がいるもので、その傷ついた傷への回復の祈りをへし折って(祈りをへし折るってなんか混同する)、自虐ではなくて攻撃の手段として転用してくる人がいるんですよね。

自分でも無意識のうちにそういうことをやってしまっていることがあるかもしれません。気をつけなければならないなとは常日頃から思っているんですが、いざ、自虐のネタを少し盛って話したときに、そのネタを面白いと思って、どういう気持ちで使うのかは分かりませんが、あえて突っ込んでくる人がいるんですよね。

そういう人が全て悪い人であるというわけではないのですが、自虐的なネタをした本人は傷ついていることが多いはず。ネタができたと思って対処していれば、傷は浅く済むかもしれませんが、傷は傷なので、意図的に触られたり、押されたりとかすると痛むわけ。

本人が、何回もネタにするのは、回復のために祈りが必要だと思ってやっているかもしれないけど、この文章の中ではそういうことにするけど、他人がその祈りを同じように唱えることはできなくて、それが何回も続くと、呪いになるんですよね。

つまり祈りと呪いは表裏一体というわけだ。主体が違うだけなのか。

#10分間日記 #随筆 #毎日更新 #エッセイ


以下はそのままにしておきます。
■目的

制限時間内に自由に書き、自分流のスタイルを磨き続ける。
1. 自分にできる範囲で、1日ひと笑い取りに行く。(365回目まで)
2. 8分間で少なくとも700文字程度、書けるようになる。(365回目まで)
3. 起承転結を明確にしてから、文章を書く。(365回まで)

<ガイドライン>
・本文は、メインテーマを設定し、合計10分間の日記とする。
(内訳:8分記入、2分見直し)
・タイトルは、可能な限りメインテーマとリンクさせる。
・見出し画像は、タイトルからAIで画像生成したものを使う。
・見出しは「10分間日記」、「今日のBGMコーナー」、「今日の気になったニュース」「今日のAI画像生成呪文」の4つ
・気になったニュースは、タイトルと配信元、配信日を付記。リンクを貼る。3行以内で要点(事実ベース)を箇条書きにしておく。コメントがあればカッコ書きで追記する。
・2、3行くらい書いたら、適当な位置で改行を入れる。
・訂正したい内容があるときは、別の日に訂正する。


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