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節分にぴったりなこんにゃく料理を紹介します

先日「節分にぴったりな食べ物」として、"こんにゃく"をプッシュする記事を書きました。

今回は、そんな節分にうってつけのこんにゃくを縁起良く調理をして美味しく食べる料理を考えたので紹介します。
ではどうぞ

■用意するもの
こんにゃく1パック
鰯のつみれ
結び昆布
以下、「煮汁」
だし汁…120ml
薄口醤油…15ml
みりん…15ml
酒…15ml

まずはこんにゃくを三角に切り、竹串に挿します。

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この三角形は鬼のツノに見立てているので、必ず守りましょう。串は、「苦し」という事で鬼に苦しみを与える、と考えることができます。

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次にこんにゃく、いや、鬼のツノを焼きます。焼く=厄を鬼に与えるという事です。こうして焼く事で水分が飛び、味が染み込みやすくなるメリットも生まれます。

さて、その間に鰯のつみれを用意します。

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鬼は鰯が嫌いらしいのです。なんでも、匂いが嫌いだとか?節分には柊木と鰯の頭を飾るという風習がありますよね。

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この鰯のつみれに切り込みを入れます。何故こんなことをするかというと、桃太郎を連想させる、桃に見立てたいわけです。鬼に「嫌いな有名人は?」とアンケートを取ったら桃太郎は確実に1位になるでしょうね。(ただ、最近だと「竈門炭治郎」も相当上位に来そう)まあともかく、この鰯のつみれを桃に見立てることで桃太郎を連想させ、鬼に恐怖を与えるのです。

これらが用意できたら、煮汁を合わせます。煮汁の割合は、だし汁:その他の調味料=8:1になっています。こんにゃく、つみれの量に応じて比率を守って調整してください。

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ところで酒は「鬼ころし」を使いましょう。

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煮るときは、沸騰させないように気をつけましょう。沸騰するかしないかギリギリの火加減で煮ることを「いじめ煮」といいます。ここまでやれば、さすがの鬼ももう降参寸前でしょう。結び昆布を乗っけましょう。結び昆布を入れる理由は、入れた方が美味しいからです。というか思いつかなかった…

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さて、完成です!と言いたいところですが、最後のダメおし。

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鬼が嫌いなひいらぎの葉っぱを添えて完成です。料理名は「鬼のこらしめ煮」としましょうか。煮汁は捨てずに取って置いて、鬼をこらしめた後は好きな具材を入れておでんを作って楽しみましょう!

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