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哲学入門

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『まいにち哲学』(原田まらる著)から1日1ページ、哲学者たちの言葉を勉強していきます。
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2019年6月の記事一覧

6月25日エリック・ホッファー

6月25日エリック・ホッファー

今日は書店で『まいにち哲学』(原田まらる著)を購入しました。1日1ページ、様々な哲学者たちの言葉が載っている構成です。

今日6月25日は、エリック・ホッファーのお言葉。

「世界で生じている問題の根源は自己愛にではなく、自己嫌悪にある。」

エリック・ホッファー(1902-1983)はアメリカの社会哲学者(今日初めて知りました)。幼少期に盲目となったものの、青年になるまでに奇跡的に視力を取り戻し

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6月26日ラッセル

6月26日ラッセル

さて、今日も『まいにち哲学』を読んで参ります。

「罪の意識が特に明瞭になってくるのは、疲れや病気や飲酒その他の原因によって、意識的な意思が弱められたときである。」

本日のお言葉はB.ラッセルの『ラッセル幸福論』より。あまりピンとこなくて書くことがなく、冒頭にどうでもよいことを書き連ねてしまいました。

ちなみに、ラッセル(1872-1970)はイギリスの数学者・哲学者。ヘーゲルの影響を受けた論

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6月27日セネカ

6月27日セネカ

今日も『まいにち哲学』(原田まらる著)から1ページ、哲学の基礎を(どちらかというと入門レベル)学んでまいります。

今日6月27日はセネカのお言葉。
「苦しみや悩みは(ある種の)快楽になると言ってよい。」

たしかに何も予定がなくて暇になると、考えごとしてしまうよなあ…

セネカ(BC4頃-AD65年)は古代ローマの劇作家・哲学者・政治家。「ストイック」の語源ともなったストア派の代表的存在。暴君ネ

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