02展 #CJDSP
4/7から恵比寿のアメリカ橋ギャラリーで写真展を開催する事になりました。6年振りの展示になります。
緊急事態宣言中、人を撮るフォトグラファーの私は何も出来なかった。仕事もストップし悶々とした毎日を過ごしていました。誰も居なくなった街を撮りに行くのも色んな方々がされてると思うのでボケ〜っと家でお料理YouTube を見てました。そんな時以前からファンでお仕事でもご一緒した事のあるCYBERJAPAN の皆さんとひょんなことから作品撮りする事になり一度目の緊急事態宣言明けた時に撮影しました。
当初SNSで自由に使ってくれたら良いですよ〜。っと軽い気持ちで撮影したのですが久しぶりの撮影で彼女達それぞれの強くポジティブなエネルギーを当てられ物凄く体力消耗しました笑 同時に撮らなかった数ヶ月に眠ってたフォトグラファーとしての自分を叩き起こされました。久しぶりの撮影はとても楽しく撮った写真も良い物でした。実際彼女達のSNSに上がり沢山良いねやコメントを目にし良い撮影だったなぁと感じた。しかし普段私は広告を主に撮影し撮った写真達を街中や交通機関でリアルに確認した時に自分の中で一つ一つの写真達が成仏し気持ちが切り替わる。だからSNSだけでは気持ちが切り替わらなかった。
写真はプリントしてこそ成仏する。
良い撮影の良い写真達を成仏させないと!と思い完全なる無計画、勇足で展示を行う事にしました。正直私は写真展は行くが自分が行う事に興味が無い人間です。普通の写真展をやるならしない方を選ぶ。以前一度行った展示も超巨大ビルボードを作りデカすぎて購入先に搬入出来ず戻って来たと言う少し残念でアララな性格の人です。そんな性格だからこそDMも作らず物販する物も作る事もめんどくさくて結局やらなかった。宣伝も一週間前の今日やっと動き始めた。ただのぐうたらです。
今回もやる意味のある写真展にする為に実験的な販売方法を行う事にしました。
先日ツイッター創設者 「最初のツイート」競売に 2億円超える入札というニュースを見ました。
意味がわからなかった。その価値は理解出来るがそれを売買するとはどういう事だろう。寧ろどうやって売買してるのか?調べてみるとNFTと言う物があるらしい。データ上に存在するだけの物に既に価値が有るのはゲームでの課金等で理解していた。それに近い事なんだと考えると色んな事が理解出来た。
昔とは違い写真は簡単に複製出来ないフィルムでは無く簡単にコピペ出来るデジタルデータになった。いきなり希少性が無くなり写真のデータには昔の様な価値を失った。果たしてそうだろか?データにもオリジナルが存在しそれを証明出来るのがNFTのシステムであり、それが定着すればデータの価値も復活するのではないか?そこで今回の展示にNFTを使おうと決めた。
今回、作品とその保有を証明するNFTをセットで販売します。
リアルなイベントで存在するCYBERJAPAN、SNS内でのスーパーインフルエンサーとしてのCYBERJAPAN にはとても面白い実験になりそうです。リアルな写真の価値とNFTとしての価値をセットで販売は私が調べた所ではまだ前例なく(あればすいません。)写真を売ると言う行為と写真とそのデータの価値と考え方に一石投じれるのでは?と思います。ブロックチェーンの技術で転売も追跡出来るのでむしろそのストーリーを追跡出来るので有れば転売すらも面白い。現物の写真がなんらかの原因で破損紛失してもNFTでの保有証明は残る。そしてその価値とは?考えればきりがない程のストーリーが出来上がってくれれば楽しいなぁと。
僕もNFT分野に詳しい方々から勉強しながら行っています。写真展に普段行く層以外にも是非参加して欲しい。よろしくお願いします。
期間:2021年4月7日(水)〜4月12日(月)
時間:11:00 - 19:00 (初日は14:00から、最終日は17:00まで)*会期中無休
URL:http://munetakatokuyama.com/
https://www.instagram.com/munetakanyc/
http://americabashigallery.com/
Munetaka Tokuyama
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