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結婚に夢みすぎたのでしょうか。 #お悩み相談No.21

1.質問内容

■お悩み
恋愛・夫婦関係・パートナーシップ

■ご相談・ご質問内容
1年同棲した後に結婚して今3ヶ月目です。
マリッジブルーを乗り越えてなんとか結婚しましたが、ほぼ毎晩一人で泣いてます。
お互い子供欲しいと言ってるのに、夫は40過ぎであることも関係してるかもしれませんが誘ってきません。私がお願いする感じになってます。
会話もつまらないし話したいことがない。

思えば同棲中もレス気味だったし会話もそんな盛り上がりませんでした。でも結婚するならこんな人がいいと惹かれてはいました。
数年前別れた、一緒にいて楽しかった彼氏のことが恋しく、さっきも連絡してしまいそうになりました(私が他好きして別れたくせに)。
もう今の状態なら、子供ができる前にさっさと離婚した方がいいのでしょうか。
日によって恋しくなっり離婚したくなったり、自分の感情がコロコロ変わるので悩んでます。

結婚に夢みすぎたのでしょうか。
もっとイチャイチャして毎日楽しくて、一心同体みたいになれるのかと思ってました。

■性別
女性

■年代
30-34才


2.回答

こんにちは。むねをです。

人生で起こる「こんなはずじゃなかった」は多くの場合、なるべくしてなっているのだと思います。

これは別に”運命論”とか、”起こることは必然”だよ、みたいな話ではなく、
今起きた出来事に対する捉え方は、おそらく5年前から決まっていましたよね。という意味です。

「結婚するならこんな人がいい。」
「一緒にいて楽しいから元彼がいい。」

まるで道具か何かみたいです。自分が相手を道具みたいに扱っているから、
「道具が不良だったら取り替えた方がいいですかね?」って発想になるのだと思いますし、あなたが男性や周りの人をそういう風に見ているのって、別に今に始まった事ではないですよね。

だから人生のどの段階で同じような悩みが出てもおかしくないし、きっと今の考え方のままだとパートナーが変わってもきっと同じことで悩むだろうなと。「え?みんな自分の都合で生きてるんじゃないの?」って思いますか?

そう思うならそれでもいいと思います。あなたがもしそう思うのなら、きっとあなたの世界はそういう世界になりますし、現になってると思いますから。

理想を描くのは素晴らしいことですが、理想が叶わないときに自分がどんな反応になるかで、自分の今の心って露呈しますよね。

「私がダメなんだ」
「相手がふさわしくないんだ」
「夢みすぎてたんだ」
「私はパートナーを間違えたんだ」
「本当にやりたいことじゃなかったんだ」

理想とのギャップ自体が問題なのではなく、ギャップに直面したときに頭の中に出てくる『自分の考え方』が問題を作ります。理想どうこう以前に、『自分の考え方』を変えないと現実生活にどんどん問題はでてきます。


僕もあなたと同じように、自分の人生に登場する人を自分の道具か何かだと思っていたんだと思います。だから、自分のことも”周りから見た道具”として捉えていたのだと思います。そうやって割り切って生きることもできなくはないですが、割と辛いです。その生き方は。

”自分が「お金稼ぐ道具」として機能しなくなったらどうしよう。”
”自分が「子供を授かるための種」として機能しない人間だったらどうしよう。”

って、自分の機能不全に怯えて生き続けることになりますから。


僕たち夫婦も5年間不妊の期間があり、だからこそ自分の機能不全に怯えている自分と、奥さんを道具として扱って全然コミュニケーションが取れていなかった自分に気づけました。いまも理想の夫婦像を体現できているかと言えばまったくそんなことはないですが、少しずつ『人間関係』としての体を成してきたような気がします。


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ありがとうございます。きっとあなたにいいことがあります。