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「もう、立ち直れないかもしれない。」と思った僕にも朝が来た。 #8月号あとがき

その日からふた晩が明けて

一昨日、とてもとても、とても悲しい出来事があって。

それが何かということは言わないけど、「もう、立ち直れないかもしれない。」と思うようなことがあって、本来なら昨日はメルマガを送るはずだったのと、このマガジンの8月号をリリースするはずだったのと、両方をサボった。なんなら、ブログをはじめて2年半経っておそらく初めて、ブログの更新も、サボった。

そうこうしてるうちに、その日から、ふた晩”も”明けてしまって、ほんの少しだけ拍子抜けをしている。

僕の心には”梅雨”という季節が訪れないらしい。僕の悲しみの表現方法は、どちらかというと”スコール”という言い方が妥当で、「今は梅雨だから」と割り切れるわけでもなく、そして、「いつまた突然降り出すんだろう」って恐怖の方が強くて、でも「きっと雨が上がったら虹がかかるのかも」なんてことも心の片隅では思ったりもしているのだから、「僕の心はいつからこんなにも振れ幅を許容するようになってしまったんだ。」と的を得ているのかいないのかわからない不満を自分に抱きながら今日という日を過ごした。

そしていま、僕は自分の悲しみをネタに商売をするようなスタイルは取っていないけど、「たくさんの人に読んでもらいたくないけど誰かには読んでもらいたい?類の記事は、有料記事にすればいいんだ。」と訳のわからない理由で自分を肯定しながらキーボードを叩いている。

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