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「金持ち」と「貧乏」の差は収入によるものではない

お金について少し勉強してみようと思い、kindle unlimitedの中にあった「バビロン大富豪の教え」という本を読みました。漫画で描かれていて、かつ要点がまとめられているので、楽しく、情報を整理しながら読むことができます。

この本は、お金持ちになるための法則、原則について紹介しています。富豪は元からお金持ちだったから富豪なんだ、と思っていませんか?そうではないようです。この本では誰もがお金持ちになれる、と話しています。

つまり、「金持ち」と「貧乏」の差は収入の差ではなく、お金の使い方・管理の仕方に違いがあるということなのです。

とは言いつつ、お金はすぐには増えません。近未来視点ですぐにお金を増やそうと思っている人は博打や賭け事に手を出します。しかし、そうすると大半の人がお金を失うでしょう。もちろん、勝てば大金を得ることができますが、勝ち続けている人は本当にごくわずかな人間のみです。

一方で、「富豪」と言われる人たちは、お金を増やすためにどのようにお金を使うか、と長期視点で考えます。本に書かれていたことをもとにして、私の視点から2つの方法を紹介します。

一つは、非常に単純ですが、「貯蓄」です。一般サラリーマンの生涯平均年収は3億円と言われますが、毎月の収入の1割を貯蓄に回しても3000万円の貯蓄ができます。

そんなこと難しい!と思う人がいると思います。確かに、趣味や飲み会で欲を果たすことが生きがいだ!(以前の私…)という人もいるでしょう。しかし、それは本当に必要でしょうか。飲み会に行ったとしても、他の欲望が湧いてきませんか。趣味をしてもさらに新しい道具が欲しくなっちゃいます(つい最近の私…)。つまり、人間は常に欲を渇望しているのです。人間の欲が完全に満たされることはない、そう理解しておくと、収入の一部分を娯楽や趣味に使用せず貯蓄に回しても、大きくQOLが下がることはないと思います。

2つ目は、「自分への投資」です。最もすべき投資なんじゃないかと思いました。勉強しなければならないの?と思うかもしれません。そう、勉強です。

ただ、「勉強」と認識する必要はないと思います。自分が最も興味のある分野に手を出せばいいんじゃないのかと。好きな本を読んだり、興味のあるセミナーに思い切って参加したり、とってみたい資格の勉強を始めたり。最初は第一歩を踏み出す勇気がどこにも見当たらないと思います。こんなことでお金が増えるとは限らんやろ、と思うかもしれません。でも、思い切って行動して時間が経つと、勉強することに楽しさを感じ始めるはずです。だって、自分が好きな分野ですから。この分野は違う、と思えば他の分野に焦点を変えればいい。好きな分野を探して、そこにどっぷり浸かればいいんです。

そして、自己投資の醍醐味は「視野が広がる」ことだと思います。視野が広がれば、「可能性」が広がります。つまりチャンスが増えるのです。これが、お金につながる自分への「投資」だと思います。

「視野を広げること」で、間違いなく人生が豊かになります。今まで見えていなかったことが次々に見えるようになってくる。今までの人生の中の「点」と「点」が繋がっていけば、世界がさらに開けて、未来が明るく見えてくるはずです。

自分への投資をしないわけにはいけない、改めてそう感じさせられた本でした。

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