高橋宗正

こんにちは、カメラマンです。みんな写真が上手になればいいと思います。毎年女子美で全6回…

高橋宗正

こんにちは、カメラマンです。みんな写真が上手になればいいと思います。毎年女子美で全6回のワークショップ形式の超簡単ブツ撮り授業をやってるのですが、今年はコロナでオンラインに。せっかくなので内容公開してわかりづらいところなど改善していこうかなと思っております。

マガジン

  • 人生で役に立つカメラの使い方

    カメラの使い方を伝える授業を女子美術大学でやっているのですが、その内容を記録がてら公開していきたいと思います。

  • スマホでも一眼でもブツ撮りの授業

    女子美術大学にて担当している6回のワークショップの内容、一眼レフもスマホどちらでも

最近の記事

カメラを選んでみよう2024

春ですね、初心者用カメラ選びのメモ2024年番です。 ぼくは女子美術大学でカメラの授業をやっているのですが、毎年どこかしらのタイミングで「カメラを買いたいと思ってるのですがどれを買ったらいいのでしょうか?」と聞かれます。  そんなわけで今年も調べてみました、初心者授業向けなので偏りはあるかもしれませんが、勉強に使えそうなものをざっと調べてみました。 学校で現在借りられるカメラがEOS kissなのでキヤノン成分多めです。 新品と中古 新品で最新の入門機を買うか、同じ値段

    • カメラを選んでみよう2023

      カメラの選び方のメモです。 2023/4/17雑にスタートです、何かあったら更新します。 初心者用なのでざっくりです。 カメラを買おうというとき、まず考えるのは予算です。 その次に撮りたいものを考えてレンズなどを絞り込んでいきます。 ひとまず例として、学生の皆さんに聞いてみたところ準備できそうだという予算で多かったのが〜7万、〜10万、〜15万という感じでした。 次に撮りたいものを聞いてみたところ、いろいろと満遍なく撮れるというのが多くて、あとは立体や人や展示風景とのこと

      • 第六回「仕上げの方向性は明確に」

        最後の授業はフォトショップでの仕上げです。 撮影する物のチャームポイントがどうやったら伝わるかなってことを考えて仕上げてみてください。 理想は撮影後にいじくり回すのではなく、撮影時点でなんとなく方向を決めておくと手順がスムーズになりやすいし撮影の経験値も高いような気がします。 爽やかサンプル例えば、柔らかい雰囲気で撮りたいなと思った場合。 こちらは友人のEさん。 まず、柔らかいといえば逆光かなーということで窓を背景にして撮影。 後ろの緑も見せたいしなってことでこのくらい

        • 第五回「みんなはもう撮れる」

          5回目の授業は自分の撮りたいものを撮ってみよう、という感じです。 今までの授業でやったことを思い出せば、だいたいなんとなく撮れるはず。 ザッとおさらいしましょうか。写真の手順は以下です。 1.光の方向を見る この猫はサイド光です。 2.背景とアングルを考える この場合は植物の赤と黄色に対して補色の青っぽい背景を選択しました。 3.陰影の塩梅を調整する 影があることでなんとなくキリンが立体的に見えます。 例えば、何か良いなと思う写真に出会ったとき、この手順でその写

        カメラを選んでみよう2024

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        • 人生で役に立つカメラの使い方
          0本
        • スマホでも一眼でもブツ撮りの授業
          7本

        記事

          第四回「陰影をあやつろう」

          4回目の授業は陰影です。 写真はいい感じの陰影をつけることでグッと良くなるので意識してみましょう。 今日はサイド光を使っていきます。というかブツ撮りはだいたいサイド光です。立体感出るので。 影の強さは被写体の印象をとても変えるので、意識して見る癖をつけるとモリモリ写真が上手くなります。 レフ板を作ってみよう まずは影をコントロールする便利道具のレフ板を作りましょう。 スチレンボードを2枚用意します。 こんな感じに白か透明のテープで貼ります。 パカパカできます。そした

          第四回「陰影をあやつろう」

          第三回「フォトショ入門」

          3回目の授業はフォトショップの基本です。 ぼくが仕事でよく使う機能を中心に説明しますが、フォトショップというのは便利な機能が知らないうちに増えてたりするので、こういうことできないかなあと思ったら誰かに聞くのもいいですがググってみるとネットの住人がうまいこと説明してくれてたりします。 とりあえず授業では簡単で便利な機能を使っていきましょう。 まずはレイヤーとマスクからいきましょう。 レイヤー レイヤーはここ押すと追加されます。 これがレイヤーです。 何にもないレイヤー

          第三回「フォトショ入門」

          第二回「背景とアングル」

          二回目の授業は背景です。 写真の見せ方では、被写体と同じくらい背景も大事だったりします。 撮るものをどう見せたいのかというのが背景に現れます。 背景の作り方 大きめの紙を壁などに貼り付け、床や机にアールをつけて置くことで背景を作ります。 こんな感じ。 そしてこんな感じで撮影しております。 白バック シンプル。 これを見てって感じ。 文字など情報入れやすい。 カラーバック ポップにできる。 シックにもできる。 使うときの方向性は明確に。 屋内 室内 ものに合っ

          第二回「背景とアングル」

          第一回「順光、逆光、サイド光」

          最初の授業は、光を意識するところから始めましょう。 どんな光で撮るのかというのが、写真の基本であり全てでもあります。 光の方向をわかりやすくするために、窓のある部屋の中で電気を消して撮影していきましょう。 力強さの順光 まずは順光。 これは被写体の正面から光が当たっている状態です。 力強い感じの写真になりやすいです。 柔らかさの逆光 次に逆光。 被写体の背後から光が当たっている状態です。 柔らかい感じの写真になりがちです。 質感出やすいサイド光 そしてサイド光。

          第一回「順光、逆光、サイド光」

          まずはご挨拶

          こんにちは。写真の授業を担当させていただくフリーランスカメラマンの高橋宗正です。 普段はいろんなところで人を撮ったり物を撮ったりしています。 https://www.simontaiga.com みなさんはプロダクトデザインを勉強されているということなので、自分の作ったものをうまくプレゼンできるように写真のスキルをアップさせましょう。 写真のスキルは中々便利です。 もし将来デザインの道に進まなかったとしてもいろんなところで役に立ちます。 ケーキ屋も花屋も美容院も地方公務

          まずはご挨拶