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ピルを服用するとバストが大きくなるって本当?

ピルってどんな薬?

日本ではピルと聞くと避妊薬のイメージを持たれる傾向がありますが、避妊効果の他にも女性に関わる症状への緩和のために服用されます。

例えば、生理不順やPMS(月経前症候群)、子宮内膜症などの病気予防、またニキビや吹き出物などの肌トラブルの緩和などの目的で服用します。他にも、貧血の改善や骨粗しょう症の予防、更年期障害の改善、子宮ガン・卵巣ガンのリスクを軽減させる目的でも使用されます。

女性特有の辛い症状や病気に非常に効果的です。

ピルでバストが大きくなるメカニズム

ピルは女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが主成分となっています。女性の体は妊娠可能状態にするために、エストロゲンとプロゲステロンが月経周期に合わせて一定量分泌されています。

しかしピルを服用すると妊娠中と同じようなホルモンバランスを作り出すことができ、体に妊娠中であると勘違いさせることにより、高い避妊効果を発揮することができるのです。

そのピルによる「偽妊娠状態」の際、女性の体は妊娠初期症状を発生させます。例えば、体に水分を蓄えたり、脂肪を増やしたりします。

そして、バストに張りや痛みを発生させます。このバストの張りや痛みが、ピルを服用したことでバストアップできたと感じる要因なのです。このバストアップの効果はピルの服用開始から2~3ヶ月で感じるとされています。

ただし、バストアップ効果はピルの服用を止めると徐々に消滅していきます。よって永久的なバストアップであるとはいえないでしょう。

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