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胃は拒否しているが私は今日も自己防衛の為に珈琲を嗜む

逆流性食道炎と診断されたのは確か高3の冬だった。
どう考えても受験のストレスでしかない。

逆流性食道炎というのは、下部括約筋が弛緩したりして胃酸がその名の通り逆流してくる症状である。

どんな症状かというと、
まず初めに胃がきゅーーーーっとなる。

次にげっぷが徐々に出始め、段々感覚が狭くなる。
ひどいときには10秒おきにげっぷが出て、呼吸の仕方が完全にわからなくなる。というか吸えなくなる。ここまでくると吐くまで終われない。

と、まあ、こんなめんどくさいやつともう5年ぐらい付き合っている。
ほんまなあ。

逆流性食道炎の時の食事は、基本的に

高脂肪食を避ける
かんきつ類を避ける
香辛料を多く含むものを避ける
カフェインを避ける
少量頻回食
などである。

いかにも管理栄養士っぽいな。(書いてて思った)
ちゃんと国試にもでます。

けど私は激辛と珈琲を愛してやまない。

つまり終わりということである。

長らく日本舞踊をやってたり巫女さんとか福娘のお手伝いとかしていたが、あの類のお着物はめちゃくちゃ苦手。
ギリギリまで緩く締めないとすぐ胃酸があがる。けどやりすぎると着崩れるので腹立つよな。

スキニーとかほんとは苦手。スカートもキュッとしたやつはすぐダメになる。

ワンピースとかお腹になにも負担がかからないのが好きです。


話は変わるが、私は発達障害(ADHD)グレーゾーンでもある。
めちゃくちゃ遅刻したり多動性があったりするわけではないが、その傾向はあるらしい。

例えば、忘れ物が非常に多い。
課題の出し忘れとか体操着とかはんことかそういう類のものはまだかわいい。
一番自分的になんで?と思ったのは学校にランドセルを忘れて帰った時だ。あれは今でも忘れられない。
提出期限も守れない。先延ばし癖もあいまっていつのまにか過ぎてる。
これに関してはほんとに最悪。

忘れ物の恐怖からスマホに家の鍵とICカードを入れて防いでたこともある。(それでもスマホを家に忘れた)

あと記憶に関するところが弱すぎる。
期限とか忘れちゃうし耳からの情報に弱くて何も覚えられない。
だからマルチタスクができない。なにをしていいか何にもわからなくてパニックになってすべてがだめになる。
メモをとったらいいよって言われるんだけどそのメモを家に忘れるんだよなぁ。

まあそんな経験がたくさんあった。

一番しんどいのは心の声がうるさいこと。
めちゃくちゃ考える。考えすぎてしまう。
もっと静かにしてほしいのに永遠と心の声は話してる。
現実コミュ障なのに。

あげるとキリがないがそんなこんなでグレーゾーンらしい。

当時精神科に通っていた時、先生に、
「コーヒーを趣味にしているのは、もしかしたら逃避本能かもしれないね。コーヒーってのは発達障害に使うお薬と似ているところがあるから。体には合ってるんだと思うよ。」
と言われた。(専門家じゃないのでよくわからんです)

確かにコーヒーを飲むことが快感になっているのはそのせいかもしれないと思った。
ひとつの手段として知らず知らずのうちに取り入れていたのかもしれない。

体感として思考が晴れた!とかそこまで劇的なものは無いが。
体にとって快感と思えるならそれは良しなんだろう。

けど同時に逆流性食道炎でもある。
かかりつけ医に、
「カフェインとかんきつ類、香辛料は少なめにね。」
と言われたことがある。

さっきと逆じゃねえか。

カフェインはきつい。正直きつい。
カフェインへの耐性はあるのに胃酸が逆流しよる。
呼吸するのもしんどいしすべてが痛い。
胃は完全拒否してる。
カフェイン絶対殺すマン化してるもん。

けれど私は私が生きやすいように今日もコーヒーを飲みます。

胃、コーヒーを拒否してるのはお前だけだぞ。
空気読めよ、日本人だろ。
そんなところ海外にあわせんなよ。

それでは。

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