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大阪都構想、2度目の住民投票

大阪市民ではないですが、この選挙の結果を、とても気にしていました。私個人としては改革を掲げている大阪維新の会のスピリッツに気概を感じ、大阪をより良くする為に、府市一体の改革として二重行政を廃止し、無駄を排除して、大きな大阪都を作ろうと考えている気持ちをサポートしていました。

しかし昨日(2020年11月1日)に第2回目の住民選挙があり、そこでも惜敗をしてしまいました。。。

個人的には、とても残念で、何か大きなものを変える為に、ここまでパワーを注ぎ込んでも、そう簡単に変わらない物なんだなあと実感しました。

外からみて思う事は、実際東京は特別区で23区があり、そして23区以外にも市があります。私は区民も経験し、今市民でもあることから、区と市のサービス両方を経験した物としては区のサービスの方が良いよなあと実感しています。(ゴミ処理、保険適用、子育て等)

なの大阪市が特別区になる事にメリットはあってもデメリットはないのだろうと感じていました。

しかし、結果は。。。違うのですね。。。実際大阪都構想に反対した方々のメインの理由は以下だそうです。

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今まで松井市長、吉村知事がやってこられた結果を見ると、明らかに大阪は良くなったと大多数の方は感じているのではないでしょうか?(万博誘致、地下鉄民営化、IR誘致等々)

それを持ってしても中々規制改革が出来なかった。。。とても残念で仕方ありません。

そしてもう一つ、公明党とタッグを組んだが、ほとんど結果に影響を与えなかったという事です。

公明党はとても強い組織票があります。そして公明党は、とても緻密な票割りができる党としても有名です。

その公明党が維新側についたとしてもほとんど良い影響を与えなかった。。。ここからは憶測ですが、公明党はそもそも都構想に反対でした。しかし途中から維新側につき(様々な動きがあったからですが)、説明をしていきました。今回出口調査で、支持政党無しの方の反対票が増えました。そして公明党の反対票は減った。。。

これ意味わかります? 公明党支持者が出口調査で支持政党無しと答え、反対票をいれた可能性が高いと言われています。(戦略としては素晴らしい)

個人的には公明党は正々堂々とは言えない、しかし戦略としては維新の反感も買わない、そして自民党の反感も買わない。とても上手い戦略だったのではと思います。そしてこのようなことが出来てしまうのが公明党なのだろうと思います。

松井市長は任期満了で政治の世界から引退されると記者会見で言われていました。吉村知事も”3度目”はないと言われていました。しかしどの業界でもそうですが、改革をしていく(チャレンジ)をしていくことでしか、チャンスを掴むことが出来ないのが現実です。その気持ちを忘れることなく、これからも様々なシーンで気持ちを新たに挑んでいければと思います。


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