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2020年 国連設立75周年 (1945年設立)その1

先日、国連設立75周年記念で、各国首脳から演説がありました。様々な国のトップからこれからの世界の流れ、国連のあるべき姿についての話がメインですね。日本からは菅新総理から演説がありました。

しかし、この1945年という年、日本では終戦の年です。つまり第二次世界大戦終戦の年に国連が設立されたということです。すごく意味のある年だったのだと思います。(今後大東亜戦争についても色々調べ記載したいと思います)

さて今回の75周年の各国首脳の演説の中で、やはり話題は新型コロナに関する演説が多かったでした。トランプの演説ではCOVID−19とは言わず、”中国ウィルス”とはっきり明言し、演説をしていました。そしてこれは、やはり米中対立を鮮明にする流れになっていきました。

そして、この米中対立の軸は、何もコロナの問題だけではなく、台湾の国連加盟もその内の一つになっています。

今正に、米国は台湾を国連に加盟すべく、台湾への支援、サポートを今までにないほど行っています。

そして台湾自身も国連復帰するキャンペーンを実施しています。そしてこのキャンペーンに賛同する国が増えてくるのかが大きなポイントになってくるのです。

そして台湾が行っているキャンペーンに呼応するように、ツバル首相の他、アフリカ南部エスワティニの首相も台湾に大きなエールを送っているのです。これらの国々は台湾と国交があります(国交のある国は十数カ国ぐらいしかないですが)。しかしこれは中国に狙われてしまう事は明白です(中国は台湾を国として認めてないため)。それでも正しい事は正しいという想いをしっかりと伝えているのです。

エスワティニのドラミニ首相は以下のようなコメントを述べていました。

国連は全ての国、全ての人々にドアを開けるべき。台湾は国連の開発事業で大きな役割を果たしてきた。国連が掲げる約束は誰一人取り残さない事。台湾を国連に迎える事は約束実現の大きな一歩になる。

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台湾が行っている国連復帰キャンペーンは少しずつ、少しずつ、前に進んでおり、様々な首脳からも台湾を応援するメッセージがこのように出てきた事は、今までにない、明らかな国際社会の変化を垣間見ることが出来た瞬間だったと思います。

そして今正に世界が分断(中国を全世界のサプライチェーンから除外する)している動きは、これからも激しさを増し、不安定な要素もあるかもしれませんが、全世界が動き始めた瞬間だったのだと実感しています。

この流れを止める事なく、正しい国連運営を行って欲しいと願っています。




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