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  • 【バスクラ概説】管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する

    バスクラリネットという楽器についての情報をまとめています。特に作曲の際に有益なマニュアルとなるようなものを目指しています。

  • 【Free Score】by Mune Sugimoto

    拙作のスコアをいくつか、現時点では実験的な作風のものに限りますが、無料公開しています。

最近の記事

管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する③:重音

※シリーズ「管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する」第3回です。前回はこちら(↓) 重音について話したいと思います。重音とは読んで字の如く幾つかの音が(同時に)重なりあっている状態、ですね。単音楽器であるバスクラリネットにおいて、複数の音を同時に創出できるなんてありえるの?と、お思いになったそこの奥さま!それがあり得るんですよ!が、おそらく想像されているようないわゆるキレイでうつくしーい感じの音は出ません!(笑)ですが、とってもユニークでおもしろい音を聴くことができますし

    • 【Free Score】《July 7th Is Unstoppable♡ feat. March》(for 2 Keyboard Percussions)

      Attached on this page is a pdf file of my piece,《July 7th Is Unstoppable♡ feat. March》(for 2 Keyboard Percussions). 拙作《July 7th Is Unstoppable♡ feat. March》のスコアを公開いたします。既存の作品を鍵盤打楽器のために改定したものです。 ▼Score ▼初演音源 ▼楽曲解説 ある種ゲーム的な要素を内包する作品。ジョン・ケ

      • 【Free Score】《July 7th Is Unstoppable♡ #2》(for Bass Trombone Solo)

        Attached on this page is a pdf file of my piece,《July 7th Is Unstoppable♡ #2》(for Bass Trombone Solo). 先日、初演していただいた拙作《July 7th Is Unstoppable♡ #2》のスコアを公開いたします。 ▼Score ▼初演音源(ダイジェスト) ▼楽曲解説 ある種ゲーム的な要素を内包する作品。ジョン・ケージを潮流とした実験音楽にインスピレーションを受け、

        • 【Free Score】《July 7th Is Unstoppable♡》(for Bass Clarinet Solo)

          Attached on this page is a pdf file of my piece,《July 7th Is Unstoppable♡》(for Bass Clarinet Solo). 先日、初演した拙作《July 7th Is Unstoppable♡》のスコアを公開いたします。 ▼Score ▼試演音源 ▼楽曲解説 ある種ゲーム的な要素を内包する作品。ジョン・ケージを潮流とした実験音楽にインスピレーションを受け、核となるアイディアを創出。そこに私がか

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        • 【バスクラ概説】管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する
          3本
        • 【Free Score】by Mune Sugimoto
          3本

        記事

          管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する②:記譜法・音域編

          ※シリーズ「管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する」第2回です。前回はこちら(↓) 今回のテーマは、「記譜法・音域」です。楽器法としては初歩の内容ですので、多著ですでに述べられていることも多いですし、それは当たり前のことなのでは…という箇所も多く文中に出てくると思います。よって、今回は論を複雑にせず、むしろ要点を絞っての解説を試みたいと思います。 追記:尚、運指表に関しては、2024年に発売された『クラリネット替え指 Book Plus バスクラリネット編』(アルソ出版)

          管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する②:記譜法・音域編

          《Living Room Music》におけるJohn Cageの楽曲構成法について(平方根リズム構造と比率をヒントに)

          この頃、John Cageについて研究しています。そんな最中、とある文献に… …と記載されているのを見つけました。私はこの記事の執筆時点で、この楽曲を実際に自分の演奏会で取り上げる予定があり、楽譜も入手していましたので、上記の引用にもあります「構造」について、少し詳しく分析してみるか…と、思い至ったわけです。 このテキストでは、こうして分析してみた結果みつけた、いくつかの発見を述べています(まあ、おそらくどこかに先行研究がありそうなものですが、すぐに出てこなかったので、自分

          《Living Room Music》におけるJohn Cageの楽曲構成法について(平方根リズム構造と比率をヒントに)

          管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する①:歴史編

          ※シリーズ「管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する」第1回です。今回は「バスクラリネットの歴史」について、こちらのページの後半から記述をしています。前半については、当シリーズ全体の前置きですので、結論だけ知りたい!という方は、飛ばしていただいて構いません! ・前置きの前置き たまに驚かれるのですが、私は短大の入学試験でも、卒業演奏会でも、バスクラリネットを演奏した、純然たる「バスクラリネット専攻」の学生でした(…と、言っている割には、通常サイズのクラリネットで演奏会に出

          管弦楽法のバスクラリネットの項を再考する①:歴史編

          拙作『3大シズ作品』についての備忘録的解題

          ※このテキストは、一見まじめに書いてあるように見えるかもしれませんが、実際はひたすらにくだらなく意味のないことの羅列しかなされていません。単なる戯れの一環としてご覧ください。 かつて「石津銀夏」という漢がいた…(注:ギンギンに存命です)。彼は「信号機」が趣味という特異な漢であった(確かに信号機の製造メーカーや種類等について、ディープに調べてみると、慮外に興味深い知識を得ることが可能である)。 さて、石津銀夏→イシズ、信号機→シンゴウキ、…として、表層のエッセンスを抽出し

          拙作『3大シズ作品』についての備忘録的解題