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《詩》風にゆれるロウソク

一刹那を直感し息を吹きかける
はげしくゆれて存在を誇示
生き死にを度度くりかえして
威風堂々まっすぐと燃えさかる姿に
目を奪われ見つめる私は想う
「敵の最後ほど虚しいモノはない...」
静かに、生きた蝋燭を強く、吹き消す。

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