0024:35億の異性 VS わし

真実とそこへの道のり

他者と自分との関わりの話を、もうちょっと続けましょう。やっぱり、人生が辛い、という汝ら(わしもですが)の一番のボトルネックは、この部分にあるんじゃないかと思うからです。

『他者は、自分自身である』

この究極の真実についての話なんですけど、わしがそれを納得するまでには、随分と時間がかかった、という話をしましたよね(0023)。

けどおそらく、これを読んでいる汝らのほとんどは、全ッ然納得してないんじゃないかと思います。わしがそうだったから、よくわかります。
(^~^;)

わしは若い頃から、いわゆるスピリチュアルの本を何冊か読んでみて、どの本にもだいたい書いてあるこの『他者は自分だ』というフレーズを、何度も何度も目にしてきました。

なので、エライ人がそう言ってるんだから、まぁそうなんだろうなぁくらいには思っていたんですけど、実際にそれに納得できるまでには、そのずっとあとに、前回のようなコバエとの戦争を経験する必要がありました。

ですが、コバエとの戦争を経験する前に、その『他者は自分だ』という情報を得て、それについてずっと、ずーっと考えてきて、それでやっと納得がいったんですね。

だから、そんなことを考えたこともなかった子供の頃に、このコバエとの戦争を経験したとしても、きっとこの真実にはたどり着かなかったんじゃないかと思うんです。ただ、うっとおしいハエを殺しまくる、という経験だけが残ったでしょう。

ものごとには、順番というものがあるんだなぁと、つくづく思います。『用意ができた生徒のもとに、教師は現れる』とも言いますしね。そんなものなのかもしれません。


他者と自分と、役割分担

では、この真実『他者はホントは自分だ』をいうことを納得するためには、何が必要なんでしょうか

コバエとの戦争? いや、それはわしだけでいいです(笑)。わしがすでに経験したので、汝らにはぜひ他の道すじでたどり着いていただきたい。それが役割分担ってもんです。

お、役割分担、という言葉が出てきましたね。ちょうどいい。
(^~^ )

今回は冒頭で話したように、どうして他人なんて面倒なものが存在するのか、という話だったと思うので、このキーワードは非常によいと思います。
d(^~゜ )


一人より二人より三人

そうなんですよ。わしら人間や、その他の生き物が「いっぱいいる」のは、役割分担をしているからなんです。

何の役割分担かって? それは、大きく二つあります。

一つは、

他の生き物の「他者」

として存在する役割。

そしてもう一つは、いっぺんに同時に存在したほうが、

できることが増える

からなんですね。

前に書いたとおり(0022)、他者が存在するのは、じゃんけんがしたくて自分で作ったからなんですけど、たしかにわしと汝の二人がいれば、お互いが比べられる、という意味で、まぁ一応目的は達成できるんですよ。

でもね、どうせなら、もっと人数がいたほうが、もっと体験できることが増えるんですよ。

一人より二人、二人より三人がいいんですよ。

1たす2たす1たす2たすサンバルカンなんです。
(^~^ )

例えば、二人なら、ケンカしたらそれで終わりですけど、もし三人いたら、誰かが仲裁役に回ったりできますもんね。これは、この世に二人しかいなかったら、できないことです。

こんなふうにして、他者の数は、どんどん増えていきました。

今では、人間だけで70億人とかいるらしいですね。気が遠くなります。
(^~^;)

異性なら35億いるそうですが、どうしてわしとはご縁がないのでしょうか・・・

不思議ダァー! 不思議なんダァー!!!
(T~T )【血の涙】

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では次回も、もうちょっと他者と汝の話を続けましょうか。毎回言いますけど、わしの話を信じてしまわないように。

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
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このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)