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【10日目】愛とは何か?(レンアイのトリセツ)

◆恋の終わりと【愛】の必要性

 前回まで「恋の終わり」がなぜ訪れるのか?という話をしてきましたね。結論としては「恋は『性欲』だから、カラダの信号が途絶えると終わる」という話でした。

 で、そこから先はただの『人間関係』になるのですが、ただでさえ分かり合えない「男と女」が良好な『人間関係』を築くためには

【愛】

が必要なんですよね。そこで

【愛】とは何か?

となるわけですが、モトの存在を仮定するとこの「【愛】とは何か?」に答えが出ます。それも、たった一言で

 ではいよいよ、その「答え」を書いてしまいます!!!


◆【愛】とは何か? の答え

 この内容はおそらく「世界初」です。人類の積年の疑問

【愛】とは何か?

に、あっさり「たった一言」で回答します。

 では、参りましょう。【愛】とは何でしょうか? その答えはこちらです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 









【愛】とは、モトの量である。









 以上です!!

 ね? できたでしょ? たった一言でそのすべてを説明することが。

 本当にこれだけなんです。モトって、便利なんですよ!!


◆【愛】とは何か? の答えについての補足

 というわけで、人類史上初めて

【愛】とは何か?

という疑問をたった一言で説明してのけたわけですが……多分読者全員が「ポカーン」という反応をしていると思います。

 ですので、もう少し付け加えますね。

 愛はモトの量なんです。これはもうホントそのままなんですよ。
 じゃ、愛にもいろいろあるじゃん? アレみんなそうなの? なんてことになってくると思うので、もう少し詳しく【愛】をモトで定義すると……

【愛】とは、ココロがモトをたくさん持ち(好き嫌いゲージがマックスになるくらい)、周囲にモトを生み出している『状態』を指す言葉である。

くらいのものです。

よく見ていただきたいのですが、愛とは

『状態』

なんですよ。気持ちや感情「ではない」んです。


◆愛とは『状態に対する定義』である

 大事なことなので繰り返しますが、愛というのは「気持ち」「感情」では、ないんです。

 愛は『状態』を表す言葉なんです。僕の言う「モト」という概念があると、これがはっきりわかります。「愛という状態」になるには「モトの量」が必要だからです。愛はモトの量なんです。

 今まで僕たちが「これが愛だ」と思ってきた「気持ち」……たとえば

家族愛……家族を大切に思う気持ち
友愛……友達との関係に感謝する気持ち
恋愛……恋人や配偶者をラブラブする気持ち

 これらは「愛だ」とは思うものの、それぞれは「気持ち」的にはなんか違うでしょ? 特に日本では「お父さん愛してるよ」なんて毎日言わないでしょ? 恋人には言うかもだけど。

 でもどれも「愛」ですよね? つまり、愛とは「気持ち」そのものではなく

その「気持ち」になれる『状態』

を指しているんです。

 では【愛】というのはどんな状態なのか? と言われると……これまではなんか「これこれこういう感じの状態」というあいまいな説明しかできなかったはずです。

 家族なら、いつもは何気なく接しているけど、いざというとき頼れる存在、とか。
 友情なら、秘密も受け入れてくれて、お互い心を許し合える存在、とか。
 恋愛なら、二人でどこまでも行ける感じがするやつ、とか。

 それらはそれぞれ「愛」ではあるけど、気持ち的には別個だったでしょ? 『状態』に対する定義がなかったから。

 そこで、モトの考え方が役に立ちます。ココロが「モトでできている」と仮定すると、これらの「愛だ」と言われてきた「気持ち」がわき起こるときの

『仕組み』が同じ

だと分かります。どのシチュエーションであっても、ココロが「モトでいっぱいになっている」という『共通の状態』がある、ということなんです。この『状態』こそが【愛】そのものだ、というわけです。

 つまりやっぱり

【愛】はモトの量

なんです!

 ね? やっぱり「愛を『たった一言』で説明」できたでしょ? モトって、便利なんですよ!!

 では次回からこの【愛】の定義を恋愛で活かす方法を考えます。お楽しみに!!

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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)