移動をあきらめ、新たなスタートへの準備
移動がなくなり、この国にとどまることに
前回の投稿から様々な試練を乗り越え、私たちはB国への移動をあきらめ、この国での生活を続けることになりました。
半年以上「行くのか、行かないのか」という状況が続き(わが家は駐在家庭です)、昨年末にようやく決断がついたものの、その後も生活や子どもの進路について悩んでいました。ネットで情報を探し、限られた友人や知人に相談し、貴重なアドバイスを求めて人脈をたどる日々が続きました。
七転八倒しながらも手続きを完了し、モン太(長男)は晴れてこの国でインターに通えることとなり、先日1日体験入学もこなしてきました。
人生には一定の刺激が必要だと思いますが、長いあいだ続く過剰な刺激はさすがに疲れてしまいます。今回は長いジェットコースターに乗っているような感じで、ようやく一旦コースターから降りることができた今、ほっと一息つける気がします。
どこで暮らしていくにも情報はかかせないけれど、私が特に困るのが教育情報。ネットや塾もありますが、知人友人のナマの情報が最強です(個人の感想です)(そうはいっても各種情報のバランスも大事)。でも、「週に何度もいろんな人と、子どもについての話をする」これがどんなに母歴を重ねても苦手マターな愚母なんです。
私の狭い生活範囲でも、みんな普通にこなしてらっしゃるもんね。それでご子息ご息女は立派に現地校で活躍されていたり、国内国外の名門校、難関校に進学したり。ほんとすごいことですよ。尊敬です。こんな基本的なことで疲れて弱気になるあたりが愚母たる所以。
なんて、人と比べても自分を卑下してもしかたないとわかっているのに負のループから抜け出せない、そんなきつい日々でした。
世の中は当然止まることなく動いていて、chatGPTなるものが現れて世を席巻。それすらもアップデートされまくって1週間前のものがもう古いなんていうし、Twitterのアイコンは柴犬になっているし…。
置いてけぼりになっちゃうわという焦りを感じてみたり、もういい、すべての情報をシャットダウンして田園地方に引っ越してやるーなんて、結局情報に翻弄されている今日このごろです。この病みあがり感、マンガ効果音で描写するところのヨレッ…ボロッ…な状態。
ともあれ、もうすぐモン太の登校が始まり、わが家のNew Seasonがスタートします。