自産自消 自給自足9つのメリット
自給自足のメリットをお伝えします。
・大きな安心感がある。
自分で食をつくり出せる安心感や充実感・心の余裕は想像以上に大きなものです。また、作物の安全性も自分で作るので、過程が明確です。疑いようがありません。
・自分で作ったので愛着がある。
こんな小さなときから育てたなぁとか、あの時あの感情のとき収穫だったなぁなど、思い出や想いのこもった愛着のある作物を食べることができます。作った本人にとっては、カラダだけでなく、ココロの栄養にもなる食べものです。
・肉食の比率が下がる。
肉大好きの自分が、家の食事での肉と野菜の比率が、肉:野菜= 8:2 → 3:7に変化しました。自分で作った野菜を食べたいし美味しいから肉はこれくらいかな。といった無理のない自然な変化でした。
・食費がかからなくなる、抑えられる。
あたりまえですが、自給度合いが上がるにしたがって、食費がかからなくなっていきます。まずは野菜、次に米麦豆など穀類。無理せず、段階的に自給率をあげていきましょう。味噌なども自分で作ると最高です。 今年のあんこの小豆は初の自給ものを使いました。自給した作物でつくる料理は、プライスレスで格別の味です。
・適度な運動効果がある。
以前ジムでの筋トレはなんでこんなに辛いんだと思っていましたが、今日はここに畝立てるぞ、など目的を持って作業をしていると、筋トレの時ほど辛くないのに気づきました。意外と負荷がかかってるのに、です。
何か目的を持ってカラダを動かしていると、そちらに意識が向くので体感が違います。ゴルフをしているといつの間にか1万歩歩いていた。なんて感じに似ているのでしょうか。もちろん筋肉痛はあります。
・自然を感じられる。
青空のもと、曇り空のもと、雨の日もグッと身近に自然を感じます。農作業の合間に座って、風に吹かれてぼーっと景色をながめる。
土のいい香りや季節の移り変わりなどをカラダ全体で感じるなんとも言えない満たされた時間です。農作業よりもぼーっとしている時間の方が多いかもしれません。
自然に接してから、あんなに好きだったテーマパークやアトラクションが色あせて感じるようになってしまった。誰かが言っていた言葉です。自然の面白さに人工物は敵いません。
・旬がわかってくる。
スーパーに行けば、年中さまざまな野菜がいつもおいてあるので、旬がわからなくなってしまいます。たとえば、ナス、きゅうり、トマトは夏野菜ですが、スーパーに行くと年中野菜です。
夏野菜は夏の暑い時に食べるとカラダをクールダウンしてくれる陰の働きがあるのですが、年中食べられるとなると、寒い時期にカラダをさらに冷やすことにもなってしまいます。(調理法によってバランスする方法もあります。ナスやきゅうりの古漬けは保存性も兼ねて、寒い時期でもカラダを冷やさず夏野菜を食べられる先人の知恵です。)
基本的に、その時期その土地にできた旬の作物をいただくのが、本来カラダにとっても自然なことなのです。
自給を通して、その土地柄にあった旬を心身ともに感じることができます。
・食生活が豊かになる。
自分産の作物をおいしく食べたいので、料理も自然と工夫するようになります。
最近は大根をさまざまに調理しました。豚汁やおでん、大根おろしにはじまって、大根餅や大根のビール漬け、干してタクアン漬けにもチャレンジです。干しカゴに入れての切り干し大根づくりや、お雑煮のひきなにも使いました。やってみたい調理のレシピを調べてチャレンジするのにハマってしまいます。
夏にはルーを使わず、香辛料のみでヘルシーカレーを野菜を変えて何種類も作って食べました。すごく満足感のある味に仕上がりました。
自分が手掛けた作物を調理する幅が広がり、市販で済ませていたものが、自家製になり、食生活の満足度や安心感が大幅にアップし、自然な結果として、食生活が豊かになりました。
・身土不二・安心安全な食べもので健康になる。
自分の生活している土地の近くで、農薬や化学肥料に頼らない自然に近い農法で作った安心安全な食材を、手をかけて調理した食べ物は、その人にとって、最高の食養になります。
「アナスタシア 響きわたるシベリア杉」という本では、種を撒くときに、口の中にその種を含み、唾液に浸してから撒くと、その人にとってその種からできた作物は、体の不調を癒す食べ物になると書いてあります。
自分の手で撒いて、お世話した作物には同じような効果があるのではないかと思っています。
自給自足をオススメする主要な理由の一つです。
自分産の作物を、美味しく食べて消費しましょう。
自産自消
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