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美味しくて、静かな革命 6


外側の問題と同様に、自分自身の内側にも葛藤や問題がたくさんあります。


一人一人個人の気づきと変化が大切

自分自身がどうありたいか。これから、どんなことを体験してゆきたいか。そしてそれをしてゆこうと思いました。


晴耕雨読の生活


晴れて天気の穏やかな時は、土としたしみ。可能なかぎり手の届く範囲で作物をつくる。


自分で作った野菜は、とても美味しいのです。

きっとその人が手をかけることにより、美味しさも、カラダへの栄養もその人に最適なオリジナルの野菜にカスタマイズされるのでしょう。

味噌も、生まれてはじめて手づくりをしてみて、その料理の美味しさに感動しました。


野菜に対する「キレイ」の価値観も変わりました。

以前は色形がよく大きい野菜がよいと思っていました。しかし今は、形が悪く小さくとも農薬や不自然な肥料を使っていない、自然の土でできた野菜の方が、ホントの意味でキレイなんだと、改めて実感しています。

畑で、採りたてをサッと土をはらって、その場でつまみ食いすることもしばしばです。



雨の日はじっくりと自分を見つめる。読書にかぎらず、何もせずその時通過していく、気分や感情をながめる。また、ゆっくりと休む。


過去への後悔、どうでもいいことを悩んだり、不安に思ったり、希望を抱いたり、これでいいと思ったり、安心したり。

いろんな思いが流れていきます。


サラリーマンのとき、あんなに焦って何を積み上げていたんだろう。あのとき積み上げたものは後に捨てることになったのに、です。

人生で積み上げたすべてのこだわりも、死ぬときいっさいすべてなくなります。

うまくやる生き方から離れ、どんな時にも飄々としているのがいいのかもしれません。


知ったようで、解っていなく

まだまだ迷いも多いです。

答えが見えたようで、見失い

答えはまだ見つかりません。

この先ずっとこのままかもしれません。

それもよいのかもしれません。



いま、自分の人生でみていきたい変革は、

どんなに種類や量が少なくとも

自らの手で、美味しい作物をつくり食し、静かに存在と向き合う。

美味しくて、静かな革命。




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