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よく動く体と、本の館


 睡眠時間と寝起きの眠さは比例しない。3時間だけでも嘘みたいにぱっちり起きれる時もあれば、8時間寝たのに恐ろしく眠い時もある。今日は恐ろしく眠い日だった。

 お出かけにワンピースを用意していたが、直前で気分が変わりズボンとTシャツに着替える。このTシャツは高校生の頃から着ているお気に入り。涼しくて可愛くて汚れても目立たない。藍色だから、リップは赤みの強いものを。

 人が大急ぎで準備している傍で、母があまちゃんの1番泣ける回を見ていた。全セリフ聞こえてくるんだけど、やめて泣くから。春子…夏ぱっぱ…勉さん…。

 向かうは角川ミュージアム。経由駅が祖母の故郷の街だった。めっちゃ栄えてる!と母にLINEすると、「あの人は大都会のお嬢様だったのよ…」と教えてくれた。すげー


 ここ2週間、うつ病なのを忘れるくらい元気だ。体がよく動く。6月の不調は前半で過ぎ去ったように思える。梅雨なのに対して雨が降らないせいかもしれない。あと猫に会いたいがためにやたらと散歩するようになったから。
 本当にうつ病が治った気になって活発に動くとしっぺ返しがくるから、調子に乗らないように肝に銘じる。

 眠い日は耐えられないくらい眠くて、1日寝てしまうけど。気持ちは元気…。なんだか、頑張って早寝早起きしてた時期より元気な気がする。
 しかし今の生活習慣で社会に出ることは不可能なり。

 

かっこいい


 友人と「十角館みたい」やら「富豪が離島に建てる別荘」やら言いつつ、何枚も写真を撮った角川ミュージアム。中は煌めく本の園。ラノベの図書館もあるし、BL展もやってるし、美味しいレストランもあるし(フリージャズ風にアレンジされたキューティーハニーがかかっていた)大満足。5時間色々読んだりウロウロしたり。

 到着して初めて、ここが埼玉であると気がついた。だだっぴろく平な道、見かける飲食店の巨大なこと。施設は豊富ながら、そこはかとなく車社会であることがうかがえる街並み。地方だ!生まれ育った地方の街だ!

 私が生まれ育ったのは千葉だが、時たま親に連れて行ってもらう「田舎の中の都会」に酷似している。
 巨大なTSUTAYAまであった。友人と泣き笑い喜ぶ、懐かしい。ファミレスで晩御飯をとった帰りにせがんで寄ってもらったTSUTAYAだ!広くて、息がしやすくて漫画とついつい雑貨も買ってしまう、地方のTSUTAYAだ!

 所沢市、なんと良いところか。また行きたい、ありとあらゆる本が私を待っている気がする。

 フィットネスアプリを開くと、10,000歩を軽く超えていた。歩く目的で外に出た時より、遊んだ時の方がよっぽど歩数が稼げている。この夏はショッピングモールとか…冷房の効いたところでたくさん歩き…遊びたいな。

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