テンションは高い

　小腹が減ってラーメンを食べた。この世の終わりである。昼はピザを食べた。いよいよ終わりが迫っている。明日10キロ歩くからプラマイゼロになって欲しい。あ、明日雨だ。

　ピザにかぶりつきながら映画『オデッセイ』を観た。大興奮だった。アイアンマンの一作目を初めて観た時と似た感動だ。最近『すべてがFになる』を読んだばかりで、NASAの人々を眺めながら、あの小説に現れる理系人間たちを思い出した。

　
　ピザは必ず量を頼みすぎる運命にある。わずかなジャガイモに鎮静剤を塗して食べるマット・デイモンを憐れみつつ皿に移したピザにラップをかける。明日の朝ごはんよ。

　明日は嫌な予定があるんだ。嫌な勝負をしなくていけない。勝負相手の前でピザを食ってやろうか？あーいやだ、はーいやだ。終わったらとんかつと白米食べてスタバ飲んじまおう〜〜うううう〜〜〜。

　昼間にピザを食べ、夜ラーメンを食べた。鶏もも肉にフォークで穴を刺して塩で砂糖をまぶして巻く。ラップとアルミホイルで梱包し、鍋にぶち込む。

　こんな手の込んだことをするつもりは無かった。ただお湯に鶏肉をぶち込んだだけで鶏ハムが作れるとの噂を聞いて、調べてみたら上記の凝ったレシピしか出てこなかった。なんで砂糖まぶすんだろう。なんで巻くんだろう。答えは明日の夜わかる。美味しければそれで良い。春キャベツに乗せて胡麻ドレかけて食べようか。

　明日の嫌な予定を前に、テンションは高い。嫌で嫌でしょうがないけど、テンションは高い。寝よう。

　今日はここまで。