*読書日記 ♯1 「死にたいけどトッポッキは食べたい」

話題になった『82年生まれ、キム・ジヨン』と『文藝2019秋号』と読んできたので今度はエッセイを読んでみた、本のデザインかわいいし

精神科医との相談治療の対話のあとにフィードバックが書かれているんだけど、軽度のうつと不安障害の彼女に全面的に共感できた訳ではないので、三者面談みたいな気持ちになった

終始出てくる「自己肯定感」と「自己検閲」という言葉は多くの人の悩みに関係あるから自分と重ねて読んじゃうよね

特に特別なことが起きることもなく、多少前進したのかなというところで終わるから本当に「人生」じゃんって思った

悩みが解決したと思ったらその隙間にまた新たな問題が入り込むよね

最後にドクターの文章があるのも面白かった

思ったよりちゃんとしてんな〜って思ってごめん

そもそも診察の録音を許可してくれるドクターすごくない??

巻末にはいくつかの短い散文が載ってるんだけど、わたしは本編よりそっちが好きでした

わたしが普段考えてることと似てて、なんか嬉しかったのよ

勝手に知り合いみたいな気持ちになったよ


わたしにとってのトッポッギはたぶんラーメンかな


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