「ハック思考」をすれば世界が変わる?

ハックとはなんぞや?

この本を読んでもあんまりピンときていないが、ハックとは同じインプットで大きな効果を得られるよう劇的に効率を上げることを指すらしい。

世の中、新しい用語がどんどん増えていくのでついていくのがやっとなわけだが、取り残されるのもシャクなのでがんばって読んでみた。

全体的には問題の捉え方が新鮮でおもしろいなーと思いながら読んでいたのに、読み終わってみるとさほど記憶に残っていなかったので、それほどインパクトがなかったのか、理解がついていっていなかったかのどちらかである。

そんな中でなんとか頭の片隅に残っていた内容は、世界をハックする方法はたったの2ステップであるということ。

それは、

 ①人と違う規則性や法則を見つける
 ②その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する

という2つなのだが、要は極めて少ない労力とコストで劇的な解決策を提示することがハックするということになるわけだ。

その方法について具体的な事例を交えながら説明してくれているので、今までと違った考え方や視点を得たいという人には一読する価値のある本だと思う。

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