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「適切な宣伝と、ギフトを受け取れる条件。」(53日目)

■概要。 

「支援される側に必要な「事情の開示」と「品性」「安心」のお話。」 

※当時の「西野亮廣エンタメ研究所」の記事を、感想しるしを追記して再掲載します。 

■本日の応援者。 

この記事は、「安心感を証明する為、鑑定結果は全力開示中。by中崎雄心」の提供でお送り致します。

※この記事の”応援枠の差し替え”はこちらで承ります! 

以下、本文。(2020/02/20)

2月20日(木) ※2月22日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
対応スピードが政治家の(ちょうど)1000倍と言われているキングコング西野です。

※マジで過言ではない。

さて。

実は今、『キャリオク』さんのCMや、『わさビーフ』のパッケージデザインなんかもやらせてもらっていて、そこで学んだことが面白すぎるので、はやく皆様に共有したくてたまらないのですが、
たぶん今は、映画『えんとつ町のプペル』「ギフト戦略」のにグッと力を入れた方がいい時期だと思うので、昨日に引き続き、映画『えんとつ町のプペル』の「ギフト戦略」の話を掘り下げたいと思います。

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▼ チケット料金について
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皆様からの御意見いただいたおかげで、公開前のクラウドファンディングの精度がグイグイ上がっております。

(コチラ↓)
https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1189/preview?token=4TgWA6E4er0sstrW

今回の企画に限らず、世間に出す前に「疑問点」を潰せるのは本当にありがたくて、「これぞオンラインサロンの強みだなぁ」と思ったりしております。

※2021/09時点で、自前のFacebookグループを組む人が本当に多くなった。やっぱりみんな、フィードバックが欲しいのだろうね。※私もそう。

※ストレングスファインダーの「5つの才能」が分かっていればどなたでもー。

そんな中、プレゼントするチケットの料金(リターンの値段設定)に対する疑問を頂戴しましたので、お答えします

結論から申し上げますと、現在、サロン内だけでアップされているクラウドファンディングの仮ページのリターンの値段設定は、まだ「決定」ではありません。

というのも、中学生や高校生が含まれる子供コミュニティーからの御応募もあったり、中には、大人のフォローが必要な児童施設からの御応募もあったりして、チケット料金を『子供料金』で一くくりにするのが難しかったりします。

くわえて、ちょっと、ややこしい話ですが……

今回、お贈りさせていただく『ムービーチケット(前売り券)』は、「『一般(大人)』だと全国どこの映画館でも対応できるのですが、『小人』だと、TOHOシネマズしか無理(だから一般チケット料金にしよう)」となる可能性もあったりなかったりで…現在、その最終確認をとってもらっている段階です。

くわえて、結構忘れられがちですが、クラウドファンディングの手数料が15%かかる上に、『前売り券』というものは、いわゆる『金券(お金扱い)』になりますので、郵送するにしても、コストがかかったりします。
(※ていうか、可能なかぎり、僕が手渡しで行ってやろうかと思っています)

コロナが無ければ、マジで行ってた筈。かけた時間と交通費以上にファンが出来るので。

高校生や大人のフォローが必要な児童施設、TOHOシネマズがない地域や、手数料のことなどを踏まえると、「一人あたり=1750~1800円」になると思われます。
当日一般券ぐらいの値段です。

……といった説明を「企画ページ」や「応募フォーム」に入れておく必要があることが、クラウドファンディングの公開前に分かったので、皆様からの疑問は超ありがたいです。好きです。

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▼ 『贈られる人』も勝たせる
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昨日の記事では『贈る人(支援者)』のことを考えたデザインについてお話させていただきましたが、当然、『贈られる人』のことも考えなければなりません。

とにもかくにも『全方良し』で、「全員を勝たせる」が僕の基本です。

「映画をプレゼントしてもらえる」というメリット以外に、『贈られる人』(施設)のことを先々のこと考えた時に、今回のクラウドファンディングに参加することが、少しでも施設の宣伝になればいいなぁと思い、リターンの概要欄が「施設の紹介」になるように設計しました。

ここで、とってもとっても大切なのは、「宣伝になった方がいいんだけれど、宣伝臭を出しちゃダメ。何故なら、宣伝にならないから」ということです。

テレビ番組とテレビCMのように、「広告効果がある広告の比率」というものがあって、広告が前に出すぎてしまうと、「広告じゃん!」となるので、飛ばされてしまいます。

なので、施設紹介文の中に、Facebookページ等のリンクが貼られていたりしたのですが、それはカットさせていただきました。
「宣伝しすぎ」問題です。
「嫌がらせ」じゃなくて、カットした方が絶対に応援してもらえる施設になるので(=広告効果があるので)、そこは僕を信じていただけると嬉しいです。

過分なく、日本で1番実績のある人が言っています。

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▼ 映画は『贈り物』になるのか?
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アイデアを思いついた時に、最初にやる作業は「このアイデアは自分以外にも思いついた人がいるハズだ」と疑い、リサーチすることです。

次にやるのは、過去に同様のアイデアが無かった場合、「何故、無いのか?」と疑い、仮説を立てることです。

一応このマガジンの執筆開始時に、私も別の競合を調べてみました。
結論、みんな「信用」と「思考」と「時間」と「意味」と「学び」と「優しさ」と「意図」と「理念」などなどなどなどの正直何もかもを一切持ち合わせていなかった模様。(とはいえ、一応スキルだけはあった。)

多くのクソど素人ウンコ娘は(#口が悪いぞ!)、この二段階チェックを大体にすっとばし、「斬新なアイデアを思いついたぞー!」と狂喜乱舞します。

今回の映画プペルのプレゼント企画で僕が気になったのは、チェック項目の二つ目「何故、映画をプレゼントする企画が世の中に(あまり)無いのか?」という部分です。

そこで、あれやこれやと考えて、昨日、「ギフトになる映画と、ギフトにならない映画がある」という結論に至りました。

つまり、「又吉直樹原作の映画『劇場』というギフトを受けとりたい施設はどこなの?」という問題です。
くれぐれも作品の良し悪しを言っているわけではありません。(♯ちなみに僕は又吉君ファンです)

今回の企画は原作が「『プペル』だったから」というのもありますが、なにより「『絵本』だったから」成立したのだと思います。

『絵本』というものがこれまでに積み上げてきた信用…もっというと「安全性」ですね。
そこが担保されているから、子供施設のオーナーも安心してギフトを受けとることができる
図らずも、「ギフト戦略」の条件が整っていたわけですね。

全ての事柄に「理由」と「原因」はあるので、特に、こういった新しい企画を仕掛ける時は、事象を言語化、数式化して、細かく皆様と共有していきたいと思います。

引き続き宜しくお願い致しまーす。

現場からは以上でーす。

【追伸】
「映画プペルのプレゼント企画」の子供施設の御参加は、コチラの『応募フォーム』から↓
https://forms.gle/BxnhqTLwUrnmZe9j6


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当時のコメント私のしるし

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■今振り返ってみて。 

適切な宣伝力。

西野さんが実際にVoicyで応じているのは、あくまでもスポンサー様に向けて。

対して、支援される側の筈のギフト対象が”狡猾だ”と感じられてしまうのは…なるほど、確かにアカン。

一見矛盾するようだけれど、助けられる側にも正しく「品性」が要る。

別に演技や騙しではなくて、「助けるからには、ちゃんと夢を見させて欲しい」とは感じる訳で。

そのあたりの道徳を弱者にもキッチリと叩き込める宗教が成立してた所は、案外ちゃんと寄付による庇護が成立してたのかもな…。

■宣伝。

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