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「聴く力」と「話す力」。戦争を止めるのは、果たして一体どちらの力か?
おはようございます。中崎雄心です。よろしくお願いします。
さて、今日は「問題の言語化を放棄すると、結局最速で暴力を推奨しちゃうよね。」というお話をば。
うん。まぁ。家族関係やら友人関係で色々あったのである。
取り止めなく語るが、誰かに響けばこれ幸い。
それでは。はじまり、はじまり。
■罪を憎んで人を……いや、そも「罪」ってなんだ?
コレは一旦、「法」や「マナー」は捨ておこうと思う。
何故なら、それは既に言語化されて公的な資料として成立しているから。
今回は「まだ答えが出ていない」時の「未知の罪」の定義のお話だ。
(或いは、手元の資料で確認出来ない時もだね。異文化とか。)
で、それに対しての私の見解はこちら。
■「罪」とは、言語化された「システムエラー」である。
moro barrel.(イイ声)
■罪を特定出来ないから、人を憎むしかない。
つまり、そもそも「知性」が無いと「生じたトラブル=自分への悪意」としか解釈出来ない可能性がある。
そも人は皆、生まれた時に六法全書を携えて生まれて来た訳ではない。
善の象徴である法は、「無かったから創った」ものであり、そして制定される法の定義は現地の「土地」「気候」の性質によってかなり左右される。
「善」とは元々が「その土地でよりよく生きる為に培われた、先人たちの知恵の結晶」だからだ。
「そもそも相手が自分と全く同じ環境下で育った」という前提があって初めて、「こうしてわざわざ害を与えて来る以上はきっと悪意があるに違いない」という仮説が成立する。
相手が「自分と異なる環境で育っている」以上、その行動原理(法)は全員が全員違っていて当然なのに、である。
“何故その行動に至ったのかの特定”=”システムエラーの言語化”=”罪の判明”
である以上、罪を全く言語化出来ない人間は「元の大カテゴリである”人”を憎むしか無い」のである。
■「言語化」されなかったから、「非言語」に走る。
だって悪意がないのに人格丸ごと「悪」だと断じられたのだもの。
「罪」だけを憎んでくれる人がいなかった以上は「人」として人格ごと憎まれ、排斥され、追い出される。
いくら言葉を尽くしても、「言語」が通用しなかったのだ。
なら当然「非言語」にしか行き先はない。
大別して3つ。
①「別の言語」を使っている土地に移住する。(海外、オンライン)
②「非言語芸術」に没頭する。(アート、ダンス、スポーツ)
③「言語無用の暴力」で一方的な共感を求める。(非行、テロ、戦争)
うん。
もうぶっちゃけよう。
■調停の名の下に、「言語」を弾圧する事なかれ。
「言語化」を放棄した民衆が総じて「汝は悪」の判決を一方的に下すから、世界には多くのテロリストが生まれ出る。
世の悪性を育んでいた真の邪悪は「言語化の放棄」だ。
耳を持ちながら何も聴かず、脳を持ちながら思考を使わず、ただ脊髄の反射のみで口を動かし声を上げる。
それ、本当に人の言語かな?或いはそれは、もう獣の咆哮かな?
それをやらかせばもう、あとは「人」そのものを憎むしか無い。
何も事態が解決しないまま「獣の平和」で弾圧したから、「非言語」で交流を図られるのは当然の報いであり…
システムエラーを追求せずにヒューマンエラーで雑に処理するから、今も世界中で極小の戦争が生まれるのだ。
世のテロリストは騙されやすいから生じるのではなく、誰よりも言語化できてしまったから世界に排斥されて、結果得られなかった共感を「受け取った悪意」を武器にそのまま用いて理解を求め始める。
非報復時に彼ら獣が口にする「話せば分かる」というのは、「こちらの土俵でこれまで通り弾圧させろ」の意味である。
ムリだ。
あんなに「言語」で話しても分かろうとしなかったから、彼らはこうして「非言語」を武器として用いるしかなかったのだ。
一切の聴く耳を持たなかった獣である以上、再び聴かれると期待するのは…それこそ”無視がすぎる”話である。
■まとめ。
真の調停者にとって、最も大切なのは優れた言語化能力だ。
正しく聞いて、正しく”言葉に”直して、正しく心を癒す。
優しい人や争いを嫌う人は山ほどいるが、無能が無能なまま調停の真似事(弾圧)に走るからむしろ世の戦争は捏造されていく。
争いを真に止めたいのなら、「まず、オマエが率先して、誰よりも話を聴け。」と声を大にして言いたい。
「発信」はしばしば争いを起こし、「受信」は得てして争いを収め得る。
「言語」という刃の扱い方、努めて侮る事なかれ。
▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!