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世界で300万部売れた大ベストセラー作品『FACT FULUNESS』

【はじめに】

※学校の5分スピーチで話した内容なので、情報を深堀したもの、詳細に述べているものではないです。(5分でまとめるため、簡略化したもの、分かりにくいものがあります。)この本についてより詳しく正しい情報が知りたい方は、YouTubeや他のNote、あるいは、実際にこの本を読んでいただけると幸いです。


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【本について】

今回ご紹介する本は『FACT FULUNESS(ファクトフルネス)』です。


こちらの本は、元アメリカ大統領バラク・オバマ氏Microsoft創業者ビル・ゲイツ氏が大絶賛した、日本で100万部、世界で300万部売れている大ベストセラーの作品です。

「名作中の名作。世界を正しく見るため欠かせない1冊だ」―ビル・ゲイツ
「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」―バラク・オバマ元アメリカ大統領

ビル・ゲイツ氏に至っては2018年にアメリカの大学を卒業した学生、希望者全員にこの本を無料でプレゼントしたほど大絶賛しておりました。


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【著者について】

著者は、ハンス・ロスリング氏

大学では統計学と医学、公衆衛生を学び、1967年医師になった。
2005年にはギャップマインダー財団を設立し、「事実に基づく世界の見方」を人々に広めた。
世界保健機構、ユニセフ、いくつかの国際援助機構のアドバイザーを務め、スウェーデンで国境なき医師団を立ち上げた。

上記は彼の経歴のほんの一部の簡略したものだが、

≪彼は医療の面でも、教育の面でも数々の功績を収めた。≫


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なんと...

実はこの本。彼のこれから生きていく私たち、これから生まれてくる子供達、彼が関わってきた数々の方に向けて書き残した最期の本でもある。

2015年9月 本書の執筆開始
2016年2月 医師から末期の膵臓癌の宣告。(余命3カ月)
2017年2月 死去
2018年4月 『FACT FULUNESS(ファクトフルネス)』初版発行


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【内容】

一言でまとめると...

「様々な思い込みで世界を見ていませんか?」
「データを基に、世界を正しく見えていますか?」

彼が言うには賢い人ほど、これが出来ていないというのです...。


この本の巻頭には、私たち読者が世界を正しく見れているか確認するために、いくつかの問題が書かれています。その問題の中で私がもっとの衝撃を受けた1問をご紹介します。

世界中でいくらかでも電気が使用できる人はどのくらいいるでしょうか?   A.20%   B.50%   C.80%

こたえは、Cの80%です。

私自身この問題を初めて見たとき、世界にはまだまだ発展途上の国が多いと考えていることから、答えはAだと考えていました。

しかし、この状態の私たちに対して彼は、「数年前の知識のまま、そのイメージを持ったまま、世界を見ている状態である」というのです。

世界中の国々は人々は豊かな生活を得るために日々発展している。     ずっと変化し続けているものであるというのです。

私たちの多くは無意識のうち、思い込みで世界を見てしまっているのです。


このままでは、事実やデータに基づいて正しく世界を見ることが出来なければ、思い込みを持ったまま世界を見てしまっていたら、社会問題を解決することも、未来を予測することも、危機に対応することもできません。

    ↓ ↓ ↓ しかし...。

反対に、事実やデータに基づいて正しく世界を見ることが出来れば、社会問題を解決することも、未来を予測することも、危機に対応することも可能になります!


事実やデータに基づいて正しく世界を見るために必要なモノ、それらが、

『FACT FULUNESS(ファクトフルネス)』                -10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

こちらの本に綴られております。


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【響いた言葉】

新しい情報を積極的に探し、受け入れること。自分に合わない事実を大切にし、その裏にある意味を理解しようと努める事

⇒現在、多様性や柔軟性を求められている世の中で、最も重要な考え方だと感じました。どんな意見にもまず肯定すること、受け入れること、相手の考え方を理解しようと努めること。

この基本的なことこそが現在の自分が思っているより出来ていない事、今後必ず必要になってくるスキルだと感じたので、この言葉を忘れずに、人と話すときに意識して生活していきたいと思います。



最後までご覧いただき、ありがとうございました!




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