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Qtの広告 問題文作成アプリ

 Qtの広告 第4弾です。画像、いつも何にするのか悩むので、今日は学校時代を思い出して学校っぽくしました。多少絵に心得があるので、適当な裏紙に、シャーペンでさらさらっと。ラフ画を書きました。3分くらいかな。めんどくさがりなので、細かいところはどうでもいいです。細部まで書き直してペン入れとかまで持っていく人はすごいですね。

 Qtのリッチテキストでは、画像文字を挿入することができます。そして、ちょっと工夫をすれば、ウィジェットもあたかも文字のように入れ込むことができるのです。

 著作権の問題で、本の内容をそのまま書くことはできませんが、読者の方達が個人的にお持ちの本を、自分で問題にし、そして、それを解く!というアプリを作りたいと思ったことがあります。

 これを作った感想ですが、大問題が浮上します。

 問題を書き写すのがメンドクサイ。

 例えば、私はとてもやる気のある時、200ページとかある外国語の文学書を自分のアプリに書いて、その中で問題文を作ろうとしましたが、200ページなんてとても無理。10ページもいかずに頓挫しました。

 パッと見たところ、やる気があればできそうな気はしました。1ページ1ページがたいしたことない文字数のように見えますが、実際に記入してみるととてつもなく多いものなのです。読むときはさらりと1分以内で読める文章でも、書こうと思うとそれなりに時間がかかるものなのですね。おまけにどれを問題にしようかとか考えているともっと時間が必要になります。

ただ、こうしたアプリに活路を見出すとすれば、こういう感じですね。

 一度作ってしまえば半永久的に利用できる
 仲の超いい友人間では協力して問題作りができる
 問題だけデータ化してネットで相互に配布し合える(これがナウい方法)
 (しかし著作権問題も!)

 問題文ファイルをデータ化して読込ができるようになれば、それをアプリにロードして、問題を解きあえる、そういうアプリにはできます。こうすれば、このアプリの弱点は克服できたも同然ですね!

 今実装してみた段階では、こんな感じのクイズを作ることができます。

  ・ライティング問題 (自家製テキストエディタ)
  ・選択式問題     (コンボボックス)
  ・並び替え問題    (リストウィジェット)

このアプリは、外国語学習を主軸として作ったものなのですが、例えば受験勉強の日本史や世界史対策などにも十分利用できます。ライティングは外国人との会話が不得手で、できれば一人で勉強を続けたい日本人が行う最良の外国語学習手段だと言えます。いつまでも逃げていてはだめだ…でも…もう少し慣れるまで!の、その間の学習を手助けするものです。

 そして個人的にバーチャルキーボードも作っています。左上にさりげなくキーボードと書かれていますね。まだ使ったことはありませんが、ドイツ語やフランス語、中国語、韓国語、アムハラ語、ロシア語、英語、ヒンドゥー語やら、様々なキーボードが利用できます。これで問題を作り、解く。外国語学習者にとっては、なかなかいいものになるやもしれません。

 ただやはり、私は少数者ですね。外国語なんて興味ないです。という人が圧倒的多数を占めるわけですから。図書館で無料配布イベントがあるとき、私は最後に行けば、自分の目的の本を手に入れることができます。

 日本人は一般的に、リーディングとリスニングが得意だと言われます。この理由は明らかです。それは、自分ひとりで学習ができるから。そしてもう一つは、あらかじめ100%完璧な外国文を自分以外の人が用意してくれているから、ですね。

 一方、ライティングやスピーチング(外国文を暗記したやつではないもの)は非常に苦手です。この理由も明らかです。二つは、日本語から外国語への置き換えという点で共通しています。外国語を日本語に訳す場合、いろいろな訳し方が可能であるように、日本語を外国語にすれば、それこそいろいろな外国語訳が可能になるのです。つまり、答えが一つとは限りません。 

 例えば、単語を熟語で表現し、逆に熟語を一つの単語で表現する、ということがあります。その時、解答としてどちらか一方しか書かれていない場合、まだ英語に不慣れな学習者は、正しい熟語でも間違いだと考えてしまう可能性があります。 
 

 いずれにせよ、外国語に不慣れな学習者が、100%間違いのない外国語を組み立てるよう求められるため、ライティングやスピーチングは極めて学習が難しいのです。さらに、スピーチングに至っては、必ず聞き手の存在が必要になりますし、当意即妙の応答が求められます。ちなみに、スピーチンぐとはいいますが、スピーキング、トーキング、オーラルコミュニケーティング、何でもいいですね。

 外国人の友達を作るにも、外国語学習の道具として相手を利用するわけにはいきませんし、学習にも限りがあります。外国人の友達がいる人はさほど悩まないでしょうし。最近では、ネットで会話ができる手段がだいぶ整ってきて、いつかAIが人間の相手をしてくれるようになると思います。こうなれば、人見知りの引っ込み思案な人でも、AI相手のため、いくらでも練習相手になってくれそうですね。

 ただ、その性格はできる限り早めに変えた方がよいでしょう。なぜならば、ただ外国語が話せるだけの人であるならば、外国人は、同じ言葉を話す仲のいい人と付き合うことを選択するはずだからです。

 言葉は単にコミュニケーションのツールであって、実際、外国語がうまくない人でも、外国人と十分仲良くなることができています。こういう人たちは、日本人同士でもそれなりに付き合えているからであり、結局基本の人間づきあいが、外国人に置き換わっただけ。言葉の壁はありますが、人間同士のやり取りという意味で、基本ができていなければ意味がないのです。

 以前ご紹介したページデザイナーアプリを応用し、問題文作成アプリとしました。これで、皆さんがお手持ちの本の中で、もうちょっとでテストだ~と思うような箇所をデータ化し、好きな時に読み込んで、問題を何度も解くような状態にすることができます。

 とはいえ、この手のアプリは今や多く市場にあるでしょうね。どうなのかな。
 


 ちょっと動画を取ってみました。作った私自身まだちょっと使いにくいなと思っています。で、青くウィジェットが変われば正解。赤くなれば不正解という意味です。解答を自分で設定します。で、しまった!と思ったのですが、解答を編集しているときも赤くなります。もう一つ、英語の問題では、対応する日本語を書くのを忘れてしまいました。うん・・・。書き直す必要ありですかね。でもいいや。めんどくさいし。

 ここでは、山川出版社の世界史B用語集から十字軍の項目をちょっと拝借し、基礎からの新総合英語 チャート式の本から、1問拝借して問題を作ってみました。

 映像見てると使いずらそうだな~って思われるかもしれません。実は映像には、撮影されていない部分があるのです。そこをいじっているときに、何やらてこずっている感がするのかもしれません。

 使いづらかった最大の理由が、文字がウィジェット化していますから、その幅とかによって、ウィジェットが思うように動かないという現象が発生するからなのと、バグにビビっているからです。もう文字として挿入するのはやめて、自由な場所に移動できるようにしておいた方がいいかな、と思うこともありました。このアプリでは、文字列化、自由移動どちらも可能です。

 7分くらいかかってしまいましたが、正直見てるのしんどいと思います。適宜端折ってください。

問題作成アプリ - YouTube

どうもご視聴ご拝読、誠にありがとうございました。




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