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note8周年の事業発表会をレポートします!#公認レポーター

こんにちはmayuです。今日はnote事業発表会公認レポーターとして、早速先ほどの事業発表会の内容をレポートしていきたいと思います。

note事業発表会

日時:2022年4月21日(木)12:00〜13:30
場所:オンライン(アーカイブ公開は22日)

▷概要をまとめ一枚で知りたい方に

グラレコでイベント中にまとめた内容はこちらです。

▷それぞれの具体的な話を知りたい方に

noteのミッション「だれもが創作をはじめ 続けられるようにする」に基づき今年も様々な活動が行われた。加藤CEOを中心として、各担当からnoteの動向に関する数字が発表された。

noteの会員登録者数が500万人を超えた。新規の登録者数は前年より30%増加した。訪れる人はもっと多いが、コミュニケーション・活動拠点として使っている会員の数を重視している。

また、累計でスキ数が2.6億スキになっている。スキがつくとクリエイターのモチベーションになる。創作と好意の表現が循環している印として、スキを見ている。スキを押す人もクリエイターだと考えている。

個人も、会社も、自治体も、あらゆる人のインターンネット上の発信の拠点になっている。

クリエイター支援

チャンスをつくる
例)高校生がネイチャーガイドに(三浦さん)
例)91歳の山田さんはイラストを発表してクリエイターに
・コンテスト入賞者は783名に
例)左ききのエレン かっぴーさん
・note創作大賞の応募数は16,000件
・noteからの書籍は160冊以上(フード・コミック・ビジネスなど)

クリエイターの創作環境づくり
・教育支援
・改善4189件のカイゼン
(ルビ表示、Paypayが使えるように、エディタのアップデート)

公共支援

公共団体や教育施設との連携
・note Pro無償提供は累計247件
>自治体や文化施設、教育施設などが創作の街noteでインフラとして必要な人に届くようにとの思い。安心に発信できるように無償提供。
例)島根県海士町はストック型で情報発信をまとめている。
例)新潟県三条市 地域おこし協力隊が原稿を書いている。

・教育現場への表現力講座を無料で1300人に提供
例)岩手県の県立高校全63校にアカウントが無料提供される
・教育委員会向けnoteproの一括導入プランを作成

クリエイターエコノミー協会発足
クリエイターの保護、普及などに取り組む。
特定商取引法の解釈を話し合い、住所、電話番号等をクリエイター自身がネット上に公開不要にする成果をだした。

法人向けのnote

法人導入件数12,000件
例)KIRIN 小岩井ブランドなどを
例)パナソニックグループCEO楠見氏のnote

noteBrand Storyを提供
(出版社のプロの編集者がパートナーとして企業の魅力を引き出すサポートを行うサービス)
講談社と光文社が参戦する予定

クリエイターサクセス

noteで活躍の場を広げたクリエイター
例)したら領さん 漫画家
例)ねむさん メタバースVTuber

noteクリエイターの収入
・noteで発信をして収入を得る人が100,000人を超える

・2019年対比で410%増加。
・2021年の平均売上(売り上げトップ1000)66,700,000円
・累計売上1億円以上のクリエイターは28人
・コンテンツ総購入数36,000,000
・5年で年間購入数は30倍になった
・有料コンテンツ購入者がnoteに1ヶ月に使う平均金額2,300円
・2021年年間サポート金額2億円

新機能発表

「noteメンバーシップ」の創設
マガジン:長い文章を定期的に書けるクリエイター向けだった
新機能:様々な手段でコンテンツ発信、ファンや仲間が活動をサポート、継続的収入をサポート
→文章を書かないクリエイターもnoteで活躍できる、収益化できるようにする
例)音楽づくりにより専念するなど、自分が創作したい場所でもっと集中できるように

できること
・会員限定記事
・掲示板で交流できる
・複数のプランが作成可能
・開設が簡単、即日審査
・売上の受け取りが簡単
・記事やマガジンが活用できる

☆ファンだけに情報を届けたい
動画配信・ミュージシャン・芸能人
>活動の主体が外にあるが、コミュニティとして利用する場合

☆作品データを配布したい
写真家・イラストレーター
>プログラムやローデータを配信する場合

☆セミナーを公開したい
ビジネスパーソン
>講座を開催する・宿題やレジュメの配布など

☆活動を支援してもらいたい
NPO施設・公共施設
>会員や資金管理、ファンクラブ

☆リピーター向け特典を提供したい
美術館・飲食店
>会員特典、メンバー特典として利用
(そもそもお店の思いとnoteは相性が良く効果的)

☆コンテンツを収益化したい
漫画家・小説家
>今までのマガジンをもっと拡張。掲示版やコミュニティを使っての交流

早期に始めるクリエイター向けの支援を予定
>総額1億円(流通総額)の手数料0円キャンペーン!
リリース:2022年夏予定

noteクリエイターサポートプログラムを予定
noteの中で優良活動をしている、クリエイター支援をしているなど
教育支援や、イベント会場の支援などを強化する。金銭的なことを理由で創作を諦める人をなくしたい。
・コンテンツ紹介
・イベントのサポート
・金銭的なサポート
>総額1,000万円以上

質疑応答(30分)

①メンバーシップの手数料は?
メンバーシップ手数料は10%
従来サービスは買い切りコンテンツの手数料は10%、マガジンは手数料20%

②Netflixのサブスク数がはじめて減ったが、サブスクリプション型のビジネスの未来は?
>コロナでの増加が原因で減ったかもしれないが、今後も伸びていく。消費のためだけのサブスクではなく、ユーザーとクリエイターが相互にコミットできる関係性の構築をできる仕組みを目指す。

③メンバーシップに新しく入った人と昔からいる人との差別化は?
>現状、原則としてはメンバーシップに入れば過去の活動も見れる。クリエイター消費者の使い勝手が中長期でよくなるものを考えた時、そちらのほうがいいから。これはNetflixなどとも考え方は同じ。

④エクスポート機能の進捗?
>正直インポート・エクスポートの開発が遅れている。noteのエディタの開発の方を優先したため、タイムラインの遅れが生じた。

⑤即日審査とあるが、どのような審査か?
>詳細は申し上げられない。利用規約に則って行う。noteのクリエイターに対して支援するものという認識は変わらないため、クラウドファンディングとは異なる。

⑥従来のnoteサークルとは違う?
>マガジンとサークルが統合された上位機能になる。サークル的な掲示板が使えることに加えて、サークルメンバーになることで有料マガジン・コンテンツが読めるなど自由度が広がる。サークルからメンバーシップには自動移行するため手続きはないはず。

⑦noteから1億円以上を得たクリエイター28名はどんなテーマ・コンテンツなのか?
>前提としてランキングは表示しない。同様なコンテンツが増えて多様性がなくなることを避けるため。noteは本屋さんのような場所とも考えていて、そこで人気があるものはここでも人気がある傾向はある。

⑧IPO計画は?
>お答えしにくい。クリエイター支援のための最善をとるための選択肢の一つではある。

⑨DMでクリエイター同士の仕事依頼ができる機能はリリースされるか?
>マイルストーンにはあるため、準備中。エディタが優先のため、少しあとになる。

⑩リアルイベントでのクリエイター支援の展望は?
>もちろんやりたいと思っている。そのためにnotePlaceもある。ちょうどコロナが流行り始めた頃のオープンだったためまだ開催ができていない。クリエイターさんがファンにイベントを開くことを支援したい。

⑪noteの機能追加は却下された機能・追加予定のもの、追加基準は?
>ダイレクトメール、エクスポートは今後追加予定。採択基準は、この機能が一部のユーザーのみに便利になり、他のユーザーには面倒になることっていうのは作らない。ステップが増えるものは便利でも採用しないことが多い。知らなくても勝手に効果を発揮し、ハッピーになるというものを抽出している。創作に集中できる環境のために慎重に行っている。

⑫noteを街として考えた時、治安の維持について考えていることは?ユーザーが増えるごとに難しくなるが。
>みんなにとって心地よい場所にするために気をつけている。仕組みとカルチャーの2点がある。利用規約や創作のためのガイドラインの提示。コロナや侵攻については、記事の上に注意書きが出るようにしている。懲罰的な仕組みを増やすことは避けたい。何かが起きる前にストップできるなど事前の抑制ができるようにしたいと考えている。
noteは前向きで有益な創作をしていたほうが、人が集まるという文化がある。その雰囲気が最終的には治安の維持につながっている。

⑬独立したクリエイターが生計を建てられる可能性について考えていること?
>現実のものになっている。noteに限らず、クリエイターを支援する様々な仕組みがある。それを支援している。また、必ずしも独立していることが快適かはわからないため、そうではない場合は人と組めるようなことも支援する必要がある。

⑭Youtubeとの差別化は?
>動画をメインにしているYoutubeとは競争していない。取り合うと言うより、組み合わせて最大化するほうが使い勝手がいい。文字起こし情報をnoteにいれることでよりSEOに強くなるとか。

⑮メンバーシップの使い方の説明会はあるか?
>もちろんある!誰もが創作を始め、続けられるようにというミッションのもとやっているので、そういうイベント等を開催していく予定。使いにくいことは使いにくいと行っていただくほうがいい。
メンバーシップ情報は以下からチェック可能。



おまけ)公認レポーターをやってみてのひとこと
今回公認レポーターとして参加させていただき、每日noteを利用するクリエイターとして大変わくわくさせていただきました。また、公認レポーターと名前をいただいたことで、どんなふうに表現しようかな、どこを強みにしたいかなと発表会までの時間も楽しみになり、とてもやる気になりました!いつもお世話になってます。noteさんこれからもよろしくお願いいたします!

(本記事はフラットな視点でレポートすることを意識しましたが、以下の記事では私個人の視点で何を感じていたかを書いています。)


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