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スキを超えた

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スキを超えて、自分の考え方を変えてくれるような、何度も見直したくなる記事を自分のためにここに溜めています。
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#デザイン思考

進行方向リバーシブルなデザイン② - エスカレーター +

 以前upした《進行方向リバーシブルなデザイン① - 幹線道路》との関連稿・類似事例です📖  前編は「対面通行の中央寄りの一車線が、時間帯により方向が異なる」という事例があった👀という話でしたが、幹線道路の自動車交通以外にも見られる、ということで、エスカレーター(対象はもちろん歩行者🏃)の例へと展開します。    下の写真は、2本並列設置のうちの片方の乗り口の足元を撮ったもの。  昇り:降り = 1:1 の当たり前の設定が、時間帯により(朝のみ)、昇りx2 に切り替わる運

「消費されるデザイン」から「資産となるデザイン」へブランドシフトするために

今、ビジネスの世界でデザインされる制作物の多くは、顧客ニーズを満たすような合理的な広告や話題性の高いクリエイティブな販促コンテンツがほとんどです。B&Hではそのような制作を、少し注意して向き合うべき対象として「消費されるデザイン」と呼んでいます。 その背景には、クリエイターの自己表現によって耳目を集める表現よりも、その企業やブランド自身が持つ競争優位性と文化的特性を丁寧かつ継続的に表現していくことで、より持続的な好循環を生み出すことができるという独自の理論があります。 私

意志のデザイン

どうすれば、「らしさ」と「経済性」が共存する事業を作れるのだろう。 どうすれば、新しく立ち上げたチームに、「意志をともにする仲間」が集まるのだろう。 KESIKIは、この4年間、「やさしさがめぐる経済」を目指し、多くのクライアントとともにそうした問いに取り組んできました。 2023年7月。新オフィスの竣工に合わせ、これまでワンチームとなってきたクライアントの方をお呼びし、感謝を伝えるオープニングパーティを開催。 パーティでは、クライアントも交えた二つのセッション

デザイン思考に取り組むために、耕すべきもの ~ プロセスから組織土壌やマインドセットへ

「デザイン思考の研修をやってほしいんですよね」 というような声は、いまだ多くいただくお声かけの一つです。 その背景も、割と似通ったものが多く 「もっと良いアイデアを出せるようになってほしい」 「顧客目線を獲得しなければだめだ」 「新しい事業を考えなければならない」などなど やはり、今うまくいっていない状況を打開するための手段として、デザイン思考というものがどうやら良さそうだ、といったものがほとんどです。 もう以前のようなブームというほどではありませんが、広く認知が広がった

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