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SNSは自分の中に隠れている「望み」を叶える場所

椋路 龍です。
最近強く思うことをノートにしました。

1. はじめに

私はさまざまなSNSに累計14年触れ続けています。
それだけ長くSNSをやっていると、本当にたくさんの方と交流したと同時に、本当にたくさんの「私」を生み出しました。
ある時は学生。ある時はゲーム実況者。ある時は愚痴ばかり言う社畜。またある時はサブカルオタクで、あるときはアイドルに憧れるたまごの自分という時もありました。

さて、普段から私が note でしている主張は ”SNSを生きるということが、「現実を離れて自分自身でない誰かになる、ということではない」"と言うことでした。これと今までの私は矛盾していたのでしょうか。

結論から言うと、矛盾はしません。
それぞれのアカウントで「叶えたい望み」が違っただけなのです。

2. 「望み」とは

SNSで行動は自身の興味関心や思っていること、考えていることに大きく由来します。特に、欲望や願いに強く起因しています。
学生の時は、リアルの友達と相互フォロワーになり、日常で会う以外の時間でもお互いのアクションに反応することで、友人と楽しい時間を過ごしたいと思っていました。ゲーム実況者の時は一緒にゲームを楽しんでくれる人を集めたくて、配信サイトから離れてもずっとゲームのことを発信していました。社畜の時はとにかくストレスがたまっていて、それを誰も見ていないと言いながら誰かに見てほしい気持ちをもって苦しさを文字にして発散していました。

このように、それぞれのアカウントのあり方や存在は違えど、すべて自分の中にある「望み」に紐づいていることがわかりました。「望み」とは希望や欲望、羨望に絶望など、プラス思考もマイナス思考もあるため、キラキラしているからいいとか、後ろ向きだから悪いということもないのです。
SNSはこういった「望み」を叶えてくれる環境だと言えます。

一方、望みが叶い満足したか、望みが一向にかなわないとき、そのユーザーはSNSから離れます。つまり、アカウントの死を迎えます。
環境が変わってログインしなくなった、ユーザー間で問題がありいづらくなった、周りのユーザーがいなくなって交流がなくなった、など要因は様々ですが、「望み」がなくなった時点でほとんどのユーザーはSNSをやめていきます。誰も欲望が満たない環境なんていたくないですから。
もしくは未練だけ残ってゾンビ化してしまいます。誰からも望みは叶えてもらえない、自分の望みも叶わない、でも自分はそれでもいいと自分に言い聞かせて、ダメージを受けないふりをしています。叶わない気持ちをくすぶって、いつか完全に自分を見失ってしまいます。

3. 「望み」を叶えてSNSを長く生きる

さて、SNSで長く生きるコツとして、今のアカウントの「望み」は何なのか、自分で理解してみることを私は提唱いたします。
またそれが他人に叶えてもらうものか、自分で叶えられるものなのかも重要です。とは言え、他人から評価されたり共感を得られるなどの他者トリガーのことが多いです。

その「望み」がわかったら、とことんその望みを叶えるよう行動してみてください。それがSNSを長く生きられる秘訣になります。ひとつ信念をもって取り組んでみる、するとその信念に共感する人が現れ、自分への評価をしてくれる。その輪が広がり、さらに「望み」が生れます。こうして自分の欲求を高次にすることで、SNSは自分を成長させてくれる場にもなります。
※ここでの欲求は心理学者マズローが提唱した5段階の欲求を指します。詳しくは過去の note をご参照ください。

また、自分もほかのユーザーの願いを叶える手伝いをすることで、自分の望みが叶いやすくなることもあります。相互的な関係ができると、お互いの望みを理解しあって、欲求を高めあったり、願いを叶える手助けをしあったりできます。

4.  終わりに

自分を見失わないためにも、一度自分のSNSのアカウントで投稿した内容を振り返ってみてはいかがでしょうか。
きっとあなたがアカウントを作った時の望みが見つかります。
それが黒歴史だったときは、きっと新しい望みが生れているのかもしれません。それならば、その新しい望みを叶えられますよう、SNSを生きてみましょう。

今日はここまで。

2021.2.4
椋路 龍

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